妖界ナビ・ルナ～私は伝説の子～part５ (ページ43)

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番外編　レッツゴ～　in遊園地ページ43

ラブリンさんより、リクエスト頂きました。
遊園地でもっけとデートしとけよ! っていう設定です。

～･～･～

今日は冬ながらも、ほのぼのデイ。
デート2回目のお話です。

半分妖怪の血を持っている私。

でも、それが強い伝説の子だったから、
私は妖怪を妖界へ帰す使命が出来た。

それだから出来ない事はいっぱいある。
学校の事はもちろん、人間の友逹ともそう長くは話せない。

そういうのの中で唯一楽しみなのが
妖怪で、私の事情をよく知るもっけとのデートだった。

「ねぇ、今日はどこへ行くの」

その、彼の背中に乗っている私は聞いた。

「今回はその場所に着くまで秘密」

「気になるよ」

「まぁ、もうちょっとだから待て」

今回はもっけがお楽しみと言って、
目的地に着くまで秘密だという風になってる。

なので、とりあえず周りの景色を見て楽しんだ。
すると目の前に観覧車が見えてくる。

「あっ、もしかして。遊園地?」

「あぁ」

そして遊園地付近の人通りのない所で降りた。
人間姿になったもっけと一緒に、遊園地へ入っていく。

「一回で良いからあれに乗りたいって言ってただろ?」

そう質問しながら、観覧車を指差す。
私の言ってる事を覚えていてくれるんだ。

「うん、でもあれは最後に乗りたいな」

「じゃあ、何に乗るんだ?」

「うーん、やっぱり最初はジェットコースターとか」

「もしかして、あれかあれは……あまり乗りたくないんだけど」

「どうして?」

「気持ち悪くなるだろ。」

「あぁ、成程……」

乗り物が苦手だったのね。以外。