【完結】7日経ったら忘れていいですか _2_【鬼滅の刃】

捌拾伍 ページ40

結局朝まで眠れなかったので村復興作業します



私は物運びとかは出来ないからお墓にお花添えたり

村に住む人の家に挨拶回りをしたり

どこかの家からか飛ばされたであろう小物や写真拾いとか……




地味な作業だけど物凄く大変






｢A｣





『お兄ちゃん…！お父さんとお母さんは？』




｢親父は起きて医者のとこ、母さんは村の皆のご飯作りで

俺は村直し


昼食べに行こ｣





無表情なのには変わんないけど、少し微笑んでる？





｢お前誰だァ？｣





『あ、不死川





私のお兄ちゃん』




｢お前に兄貴なんて居たのかァ？｣




『血は繋がってないよ』




｢へぇー冨岡みたいな野郎だなァ｣




失礼だけど、冨岡よりは良く喋るよ




｢……………貶された？｣




『お兄ちゃんそれは冨岡に失礼だよ……


でもお兄ちゃんは言葉足らずではないよ』




｢そうかい、ならいいんだがよォ………｣




｢胸元開けて助平なんだな｣





…………すけ、べwwwwwwwwwwwwwww





『助平柱』




｢ぶふっwwwwww｣




｢ぶっ殺してェ…………｣





お兄ちゃんも皆と仲良くやって行けそうかな…？






｢行こう、A｣




『うん、！』






お兄ちゃんと手を繋いでお家の方へ歩く



家はとても大きくて、今回の件でもそんなに壊れなかったから皆の仮住居になってる








『お疲れ様です！怪我痛む人とか居ませんか？大丈夫ですか？』





｢Aちゃん、腰痛に効く薬とか………｣



｢昨日怪我した所が荒れてきちゃって｣



｢Aを見ると身体が熱く『いや黙れ宇髄』

…………………うわ｣





うわじゃないよね、宇髄が可笑しいし…





宇髄を放って腕を捲って村の人達に薬を渡したりその場で治療したりする






『……………これ切り傷じゃなくて火傷ですね




ちょっと待ってて下さい』






火傷に効く薬………………私持ってたはずだよね









『あ、あった』







たったっと皆の元に行き、おじさんの傷に薬を付ける






『染みますか？少しだけ我慢してくださいね』








｢…………はいっ、｣







薬を塗ってガーゼを当てて包帯を巻く







『はい、終わりましたよ

また痛くなったり炎症あったりしたら言ってください』






｢ありがとうございます、｣






2年くらい怪我しても自分で薬調合したりしてて良かった……



こんな状況でも皆の役に立てた…！








｢あー、天使かな？｣



『なした宇髄……』

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