【ヴィランズ手下】ハッピーヴィランズ 4

年越し ページ12

クリスマス当日ホテルに泊まったオーシャンは顔に当たった冷たい感覚に目を覚ました

『おはよー
オーちゃん』
OS｢…………おはよ………｣
EF｢邪魔だ｣
OS｢痛っ!!
ちょっ蹴らないでよ｣
JH｢うるさいなぁ………｣
DM｢昨日夜更ししたから眠いんだ………｣
MF｢おやおや
昨日あのままここで寝たんですね｣
OS｢んー
部屋に行くよりこのままソファで寝れば良いかなーって｣
『オーちゃん今日はおしごとないの?』
OS｢うん無いよー
だからもうちょっと寝てたいなぁ……｣

うっすらと目を開いたオーシャンがAを抱き締めながらソファに倒れ目を閉じるとエイトフットがオーシャンを蹴り飛ばした

OS｢ちょっと!危ないなぁ｣
MF｢仕事がないのなら大掃除の手伝いをしてください｣
OS｢大掃除?｣
MV｢そうだよー
クリスマスが終わったから次は年越し｣
『カウントダウンだよ』
OS｢年が変わる前に掃除?｣
MF｢神様を迎える為ですよ｣
OS｢ハデス?｣
AP｢それは冥界の神だろう｣
OS｢そっか｣

大きな欠伸を噛み殺しながらオーシャンが立ち上がるとエイトフットが掃除道具を押し付けた

EF｢おまえは廊下とリビング｣
OS｢皆は?｣
JH｢自分の部屋とよく使う部屋を掃除するんだよ｣
DM｢それとは別に窓拭きとかもあるぞ!｣
『私はたこさんのおてつだいするんだ』

箒を掲げながらオーシャンの前をピョコピョコと跳び跳ねているAの頭をオーシャンが撫でると同時にオーシャンとジャックとダルメシアのお腹がなった

DM｢お腹すいた!!｣
JH｢朝ごはん
まだだねー｣
OS｢何があるの?｣
『リンゴのパイと紅茶!』
OS｢わぁー
僕も食べていい?｣
MF｢ええ
紅茶に砂糖は入れますか?｣
OS｢んー……いらないや｣

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