社畜の俺が太宰さんに成り代わったら大変なことになった件について【文スト】

第二十三話 ページ23

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A「た、食べすぎてしまった…」






あまりの美味しさに沢山食べてしまったけど、乱歩さん良かったかな…




ま、また買ってあげよう…






トイレから出て、社に戻ると、そこには乱歩さんと中島さんはいなかった。






A「あ、あれ…？」






もしかして、俺が食べすぎてしまったことが原因で…家出！！？




(※会社は家ではありません。)




な、なら、すぐに謝らなくては…






A「あ、あの…国木田さん…」






国「ん？あぁ…なんだ、太宰か。どうした？」






A「ら、乱歩さんたちは何処に…」






国「？…あぁ。依頼が来てな。現場に向かっている」






A「げ、現場…？」






国「あぁ、事件現場だが…」






A「じ、事件…！？」






こ、殺されるのは嫌だし…




また、後でもいいかな…？て、ダメだ！！




前世で仕事を後回しにした結果どうした！？




とりあえず、今すぐ謝らなくては…って、ん？






A「あ、あの…国木田さん…」






国「なんだ？」






A「こ、ここの書類に少し誤字が…」






国「ん？おぉ…！！ホントだ！！教えてくれてありがとな」






A「い、いえ！！あ、あの…」






国「ん？他にも誤字か？」






A「いえ！あの…もし良かったら、手伝いますよ…？」






国「はぁっ！？」






し、しまった…いつもの癖が…

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