お見通しだよ

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Aside



よくわからん女の子と一緒にさとみをベッドに運んでソファに座る


『さとみのこと好きなの？』


石「っえ」


単刀直入すぎた


『いやーだってさとみのこと薬で眠らせたんでしょ？』


石「あ、いやその、」


『大丈夫だって笑
わかってるんだから。さとみお酒で酔いはするけど絶対寝たりしないもん』


石「薬で、眠らせました」


『うん！だよね！！』



明らかにおかしいテンションで言葉を返すから女の子は困惑してる

ごめんじゃん…



石「あの、ごめんなさい！！！」


『大丈夫だよ〜！こんなのに引っかかるさとみも悪いしお互い様ってことで！！笑』


『それよりお名前聞いてもいい？』


石「石田りえです」


『石田ちゃんね！！わたしAって言いますよろしく』



にこ〜っほほえむと石田ちゃんの表情が少し明るくなった



『ねえ石田ちゃんはさ、さとみが彼女いなかったらこのままヤるつもりだったの〜？』



ﾌﾞﾌｫｰと飲み物を吹き出す石田ちゃん


石「あいやそんなことないです………」


語尾がどんどんちっちゃくなっていく石田ちゃん

するつもりだったのね


『ヤるつもりだったんだね！よしじゃあ手伝って欲しいことがあるの！』


石「えっ、あ、はい」


『あ、敬語じゃなくていいよ〜。どうせ同い年だし』


ここから長い夜になるよ石田ちゃん、さとみ。


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