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五条side
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『徹、ちょっとだけヒヤッとするよ』
「やーだっ」
『はい、残念。貼るよ』
熱でぼーっとしている息子の額に冷えピタを貼る。
自宅に帰り、保険証やら必要な物を持ち幼稚園へ向かった。
迎えに行くと顔を赤らめて、ぐずっていた息子。
そのまま病院へ行き、診察を受け薬を貰って帰ってきた。
身体が辛いのか、寝間着に着替えさせるだけでも半分泣きでぐずり始めてしまった。
それでもテキパキと着替えさせる自分は親として板についてきたと思う。
『徹、剥がさない。
ほら、ポ○リ。飲んだらすっきりするから』
「ん、のむ…」
冷えピタを貼ったそばから、冷たくて違和感があり不愉快なのか剥がそうとしているのを、飲み物で気を逸らした。
ゴクゴクと飲んでいる姿を見るとだいぶのどが渇いていたらしい。
『晩ご飯までちょっと寝ようか』
「…パパいる？」
『うん、居るよ』
徹の頭を優しく撫で、優しくトントンと叩いてあげる。
すぐに寝てしまった息子…
頬がいつもより赤く、呼吸も少々速い。
ちゃんと薬を飲んで、水分と食事、睡眠をとれば２、３日で治ると言われた。
今日、明日は彼女が居ないため、自分が看てあげなければ…
ーーー
ーー
ー
『はい、パパ特製玉子とじうどん』
「あつい、やだ、食べたくない」
『はいはい、フーフーしてあげるから』
晩ご飯、ぐっすり寝ている徹を起こすのは忍びなかったが食べさせ、薬を飲ませなければならない。
少しでも食べれるように…食べやすいうどんを作った。
最初は食べたくないの一点張り。
仕方なく食べさせることにした。
フーフーとうどんに息を吹きかけ、冷やして口元に運んでやる。
「やだ！長いのやだ！」
『うどんだから長いのが普通っしょ』
「やだ、やだ！」
『短くすれば良いわけ？』
箸でブツブツとうどんを短く切り、スプーンに乗せて口に運ぶと、渋々食べ始める息子。
『どう？美味しい？』
「ふつー…」
『あっそ〜…』
「あーん…」
口を開けて次を催促する姿にクスッと笑い、口にいれてあげる。
ゆっくりだがちゃんと食べてくれ、ホッとする。
「もう、いらない…」
『ん、よく食べたね』
結局は半分程残してしまったが、とりあえずお腹へ収まっていれば良し。
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りんご(プロフ) - ガチの方で面白いです()更新頑張ってください！ (2021年3月23日 11時) (
レス) id: 18a64d9079 (このIDを非表示/違反報告)
雪椿(プロフ) - プスメラウィッチさん» ごめんなさいぃぃぃいっ！！もう１つの作品一生懸命になりすぎました。ネタはばっちり浮かんでるので、もう少々お待ちください(T^T) (2021年3月17日 22時) (レス) id: e95a52c7d4 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 雪椿さん、続き頑張って下さい。応援してます。楽しみにしています。 (2021年3月17日 21時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
雪椿(プロフ) - サクラさん» ありがとうございます。離乳食は考えていましたが他のネタが思いつかなくて…スランプ気味です(ｰｰ;) (2021年2月18日 20時) (レス) id: e95a52c7d4 (このIDを非表示/違反報告)
雪椿(プロフ) - 武闘派インドア(笑)さん» ありがとうございます。ネタが何故か思いつかなくて…助かりました！ (2021年2月18日 20時) (レス) id: e95a52c7d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪椿
| 作成日時：2021年2月6日 20時
