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『ここが憂太君の部屋ね』
「こんな立派な部屋に１人…」
うーん…立派かな…？
あの後、寮に向かい憂太の割り当てられた部屋に入った
『一応簡易キッチンも着いてるけど、食堂もあるから使ってね。
食堂って言っても自分で作らないといけないんだけど……みんなと作って食べるのも楽しいよね』
「…みんなと…」
この子、頼りないというか…自信なさげというか…大丈夫なのかな……
『憂太君は自炊できる？』
「一応は…困らない程度にはできます…」
『そっか。
ここはコンビニもスーパーも遠いから必要な物があったら言って？
私の日常の買い物のついでに買ってきてあげるから。
みんなは割と自分で出かけてるみたいだけど…憂太君は勝手に出ていいのかな…』
ん〜…と考えるが、詳しくは聞いていないし、一応担当は悟だから…
『…私にはちょっと分かんないから、また悟に聞いておくね』
「ありがとうございます」
『じゃ、次、案内するね〜』
ーーー
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『…悟、報告書書けてる？』
「これで最後。憂太の案内ありがとう」
『どういたしまして〜』
案内後、悟の部屋に行き、ソファーに座る
「憂太どう？」
『ん？可愛いなぁって…別に憂太君が弱いとかじゃないんだけど、庇護欲というか…』
「だからといって手を出しちゃダメだよ、僕が嫉妬したらどうなるか分かってるくせに」
…大の大人が何を言ってんだか…
悟は年を取っても、すぐに嫉妬したり我が儘を言ったりと、何も変わらない。
『そういえば、今日は帰ってくるの？』
「無理。この後も地方へ出張、嫌になるよね〜」
『もう徹に２週間くらい会ってないでしょ？
忘れられるよ』
「僕だって帰りたい。
徹と遊びたいし、Aとイチャイチャしたい」
『徹、杏寿郎様がお父さんの方が良かった〜って言ってたよ』
「は？何それ。聞き捨てならないんだけど。」
私は心の内でべっと舌を出し肩をすくめた。
「もう今日の出張行かない、帰る」
『お仕事はしようね』
「イヤだイヤだー！杏寿郎に父親の座と、旦那の座を奪われる！」
手足を椅子から投げ出し、もはや駄々をこねる子供と化した彼
『はぁ…頑張ったらご褒美あげるから…』
「今の本当？嘘じゃないよね？
言質取ったから」
いきなりキリッとする彼…
やられた…
いつまでも経っても変わらない彼にクスッと笑みがこぼれた
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りんご(プロフ) - ガチの方で面白いです()更新頑張ってください！ (2021年3月23日 11時) (
レス) id: 18a64d9079 (このIDを非表示/違反報告)
雪椿(プロフ) - プスメラウィッチさん» ごめんなさいぃぃぃいっ！！もう１つの作品一生懸命になりすぎました。ネタはばっちり浮かんでるので、もう少々お待ちください(T^T) (2021年3月17日 22時) (レス) id: e95a52c7d4 (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 雪椿さん、続き頑張って下さい。応援してます。楽しみにしています。 (2021年3月17日 21時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
雪椿(プロフ) - サクラさん» ありがとうございます。離乳食は考えていましたが他のネタが思いつかなくて…スランプ気味です(ｰｰ;) (2021年2月18日 20時) (レス) id: e95a52c7d4 (このIDを非表示/違反報告)
雪椿(プロフ) - 武闘派インドア(笑)さん» ありがとうございます。ネタが何故か思いつかなくて…助かりました！ (2021年2月18日 20時) (レス) id: e95a52c7d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雪椿
| 作成日時：2021年2月6日 20時
