共に奇跡を (ページ4)

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たった1cm、されど1cm（T.M）ページ4

真弓 side

『あーーーーーー！！！！！』

レッスン休憩中
突然聞こえてきたAちゃんの叫び声
そんなんいつものことやけど、何や何やと向かっちゃうんが俺らの悪いとこ

岡「なに、もーうるさい」

『一太が、一太が、、』

『一太に身長抜かれた！！』

大袈裟すぎるほど落ち込んでるAちゃんの横でドヤ顔する一太
そんな2人を横目に我関せずって感じの岡ちゃん太郎リオン

待って、それに関してはたけも一大事じゃない？！

一「俺絶対真弓くんも超した！！」

『そーやそうじゃないとおかしい』

真「絶対そんなわけない！俺Aちゃんに背負けてへんもん！」

蓮「たけ、認めーや」

真「いやや、絶対一太もAちゃんも俺より高くないもん」

『私、たけに負けてるのまだ認めてないんやけど！』

なんて、わーわー駄々こねて最終的に岡ちゃんにうるさいって言われて結局は身長しっかり測られてしまった
でもまだ！結果はたけの方がちゃんと1cm高かった

『なんで！？』

真「まだ、俺の方が高いもん！」

蓮「Aちゃんが1番背低いってことー？笑」

『そんなんありえへんもん』『世間一般では高い方やもん』なんてずっーとぶつぶつ言ってたAちゃん

『いやすぐ抜かす絶対たけなんか』

真「いや俺まだ成長期やもん」

『そんなん私もやし』

真「２０歳超えてるやん」

『ぐぅ、、』

年上の先輩とは思えへんし笑
そんな悔しい？笑

でも「身長近ければ近いほどAちゃんと目線は近くなるんよなぁ。」とか
「リオンとか目合わすんしんどそうやもんなぁ。」とか
思うからリオンほど高くなりたいとはもう思わへんけど

でもな、

　

たけ、男としては少しでも勝ってたいねん。
やからさ、これからも1cmぐらいはたけに勝たせといてくれへんかな？