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StoryOne ページ2

今日から新しい学校に、


新しい仲間達との出会い。


ワクワクしながらもほどよい緊張感を


かかえて、私はこの門をくぐった。


『わぁー…
見たことない人がたくさん……』


数ヶ月前とは全く違う光景が


目の前に広がっていた。


『ええと、 1組 か、』


私は自分がどこのクラスか確認して


教室に入った。


?「あっ!A〜
おはよ!」


親友のさゆの声が聞こえて


緊張で上がりきっていた肩が


ストンッと下がるようなほど安心した。


『おはよ〜!』


さ「どうしたのー?
そんな固い表情しちゃってぇ」


『いやー、ちょっと緊張で笑』


さ「いや あんた緊張もなにもなくなーい?笑」


『あっ、』


思い出す度に顔が赤らむのが分かる。


そう。私は中学校の卒業式の日、


盛大にやらかした“こと”がある


その“こと”というのは、、、


何時間も続いた卒業式に飽々した私は


点呼の時にぼーっとして、


間違えて違う人の名前が呼ばれた時に


『はいっ!』


と、返事をしてしまった。


もちろん私の学年全クラス、そして


その親たち、先生方の目の前で


盛大にやらかしてしまった。


その間違えて返事をしてしまった


人が、小学校の頃からずっと


気になっていた彼だった。


そう。弦月君。


なおさら恥ずかしい。


この事があってから、


卒業式が終わってからの教室では


「なんでA、弦月君の時に
へんじしたんだろーねー」

「わざとだったりしてね」

「えーまじ?」

「好きなのかな笑」


とワイワイしている様子が


よく見受けられた。


もーー。ほんとに最後の最後まで


教室の居心地悪すぎた。


『ちょっと!思い出させないでってばー』


さ「えへっ ごめんって!
てかはやく教室行こ!」


『もー、他人事なんだからー』


さ「ちょっとくらいいーじゃーん!」


『え?まって?てことはさゆも1組?』


さ「そーゆーわけ!行くよ!」


『え?まじか!やった!行こー!』


というわけで黒歴史エピソードを


思い出しつつも私たちは教室に向かった。

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うーちゃん🐰 - 急ですが、この作品の作者なんですが、スマホの機種を変えてパスワードも忘れてしまい、この小説をずっと書いてませんでした。なんで完結にしてあるのかは覚えてないのですが、パスワードを忘れてしまったのでもう書くことができません😢本当にすみません! (2022年12月4日 21時) (レス) id: 22651cd3ac (このIDを非表示/違反報告)
陰玖(プロフ) - おわっ終わり…?え、でもむちゃくちゃいいストーリーだ… (2022年8月13日 22時) (レス) @page10 id: 2a080b2c68 (このIDを非表示/違反報告)
uuchan030411(プロフ) - れもんすかっしゅ。さん» あざますすすす!!!おたがいがんばろぉおお!! (2021年11月28日 18時) (レス) id: 6afbbaaa00 (このIDを非表示/違反報告)
れもんすかっしゅ。(プロフ) - こんにちわぁっはぁ!あのぉ!めっちゃぁすごくないですか?泣くわ。お互い頑張ろうな! (2021年11月28日 17時) (レス) id: 6f9a047010 (このIDを非表示/違反報告)
uuchan030411(プロフ) - むちむちのっち。さん» ありがとうございます!頑張るぞい!! (2021年11月27日 21時) (レス) id: 6afbbaaa00 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:うーちゃん | 作成日時:2021年11月27日 21時

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