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「火拳のエースが！！ 解放されたァ〜〜！！」
噴煙が渦巻く中、現在進行で崩れている処刑台の場所から降って来たルフィとエースの二人。
二人のコンビネーションは以心伝心と言える様に息が合っていてそのまま一気に進んで行った。
……義理でも……やはり兄弟なのだな。
「……取り敢えず」
二人が走って行くのを確認しながら、俺は崩れた処刑台の下に倒れている男を、囲んでいる海兵を倒し、其奴をそのまま回収する。
「エースを救出する手助け、感謝する」
「……た、助かったガネ……！！」
如何やらこの男は死刑執行人に成り済ましていたらしく、偶然にも鍵の複製を作れる能力者の様だった。
遠目でしか見れなかったが解放の手助けをした…
…それは確かだ。
「彼奴らに渡しておくか」
目に入ったのは白黒の囚人服を着ている囚人達と道化のバギー。それはあの時軍艦に乗っていた者達だったので恐らく大丈夫だろう。
「ぎゃあああああ！！」
「「3兄さんー！！？」」
その者達のいる所にこの男を軽く投げれば、囚人達は驚きながらも受け取った。
そして、それを確認した俺は突然起こった大きな炎と氷のぶつかり合いを発見し其処へと走って行った。
「Aー！！」
此方を見つけたルフィが此方に手を振った。
「……ん？……あァ！？ Aなのか！？」
「二人共無事の様だな」
驚いているエースと笑っているルフィを見て、大丈夫そうだ、と安心する。
「何でお前までここに____」
エースが何かを言いかけると突然、バキバキと何かを踏み越える様に進んで行く大きな音が聞こえた。
「 ……何だ？」
それと同時に戦場へ大きな影が突っ込んで来る。
「この戦場、おれ達が請け負ったァ！！！」
外輪を使用しながら戦場を通っていく船には、先程、父上を刺してしまった___スクアーロとその大渦蜘蛛海賊団の船員達がいた。
「……死ぬ気なのか」
船に乗っているスクアーロの言い分も確かにわかる。
尊敬している父上を、唆されては刺してしまった償い。しかしな……
「オヤジィ！！」
陸を突き進んで行く船を父上は片手で止めた。
……そうだ。父上に限ってそんな事認める訳が無い。
「___誰にでも寿命ってモンがあらァ……」
……息の切れている様子の父上の言動に、何か、嫌な予感が過ぎった。
「今から伝えるのは……！ 最後の船長命令だ……！！
よォく聞け……白ひげ海賊団！！！」
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Noah†(プロフ) - 更新待ってました(*´∀｀)ワクワクしっぱなしです…これからも頑張ってください(*´-`) (2018年1月8日 0時) (
レス) id: 16f26e4166 (このIDを非表示/違反報告)
しーた(プロフ) - 凄く面白かったです…！！更新ずっとお待ちしております… (2017年12月25日 11時) (レス) id: e6fa4e5308 (このIDを非表示/違反報告)
みかづき(プロフ) - め、めちゃくちゃいい所なのに！…すっごく面白いです！続き気になります！更新頑張ってください。 (2017年8月24日 11時) (レス) id: 40dece2299 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レフト | 作成日時：2017年2月21日 2時
