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さあ、ルフィ達と同行する事になり、そして正義の門をくぐり抜けたはいい。
「何が起きたんだよォ！！」
「おれ達なんでこんなとこにいるんだ！！？」
しかしこの軍艦は現在、凍った津波の頂上に固定されている。
……氷___大方、彼奴の所為だろうな。
ウォーターセブンでの出来事を思い出し、無意識下に肩を抑える。もう治ったとはいえども、久し振りに負った傷はとても印象深いものだった。
その凍った津波の上から見下ろしてみると、下では既に戦争が始まっている様子が伺える。
「お前ら聞け！ おれのアイデアでこれを乗り切る！！」
すると、仁王立ちしたルフィが自信たっぷりに告げた。
そんなルフィが開示した案は氷に埋まった軍艦を外し、滑り台の要領で滑り降りるというものだ。
……有る意味、それが良策だとは思う。
しかしながら……何だかそれが上手くいく未来が見えない。
デンデン虫からエースの処刑実行時間が早まった事を知り、俺達は焦っていたのだろうか。
「「あ」」
一斉に力を加えれば、氷は呆気なく砕けた。
その瞬間、作戦とやらでの方向では無く、その真反対に傾く軍艦。
「逆逆逆ーー！！」
「落下するぞーー！！」
「「ああああああああ！！！」」
軍艦諸共に俺達は真っ逆さまに落ちて行った。
「……ハァ」
何の感情からか溜息を吐く。
俺はまだこの高さなら大丈夫だが、生身の人間は氷に叩きつけられでもしたら流石に耐えられないだろう。
……まあ、下が偶然其処だけ海だったのは幸運だな。能力者にとっては死活問題だが。
「ルフィ」
「ん？ 何だ……ってうわっ！」
俺は落ちている途中にルフィを掴み、空気を蹴って横にスライドする。
そのまま氷の地面に着地し、ルフィを離した。
「能力者は海に落ちてはいけないだろう」
「…うおっ！ 後ろ海だったのかあぶねっ！
A ありがとな！」
ルフィに「気にするな」と返せば、現状把握の為にも辺りを見渡す。
……処刑台は彼処か。
其処に着くまでも幾多の実力のある海兵が立ち塞がるという訳だな。
「……さてと。此処まで来たからには姿を晒さない様に注意しなければ」
恐らく、この戦争は全世界に公開されているだろう。そんな中で顔を晒しでもすれば終わったも同然だ。
俺はフードを目深に被り、ある所へと歩いて行った。
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Noah†(プロフ) - 更新待ってました(*´∀｀)ワクワクしっぱなしです…これからも頑張ってください(*´-`) (2018年1月8日 0時) (
レス) id: 16f26e4166 (このIDを非表示/違反報告)
しーた(プロフ) - 凄く面白かったです…！！更新ずっとお待ちしております… (2017年12月25日 11時) (レス) id: e6fa4e5308 (このIDを非表示/違反報告)
みかづき(プロフ) - め、めちゃくちゃいい所なのに！…すっごく面白いです！続き気になります！更新頑張ってください。 (2017年8月24日 11時) (レス) id: 40dece2299 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レフト | 作成日時：2017年2月21日 2時
