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「貴様はッ！ 先程連絡があったマント姿の男か！！」
……参ったな。もう連絡が行き届いているのか。
増援にて駆けつけた海兵達は俺を囲み、一斉に銃を構える。
「撃てっ！！」
そして、合図と共に四方八方から撃たれた銃弾は俺の元に集ってきた。俺は銃弾の軌道を確認しては高く跳躍し、銃弾を避ける。
「「ぐああああああ！！」」
すると、そのまま銃弾は正面にいる海兵同士に当たって倒れた……避けられた時の事を想定して撃つべきなのにな。
兎に角、弾の当たっていない残りの海兵を早急に倒せば、一息ついて辺りを見回してみる。
「……この短時間でよく増えるものだ」
シャボンディ諸島の至る所からは銃声や爆発音が聞こえる。此処はもう、戦場と化していた。
そろそろ一味も外を出る頃だろう。
一応、大将以外の者にも警戒しなくて……
___ピピピピ……！
「！」
突然、背後から何かの機械音が聞こえた。
現れた気配に嫌な予感がして、咄嗟に其処から退くと___大きな爆発音をあげて、俺の今居た場所には煙が立ち上っていた。
「七武海か……！」
振り返って見ると其処に居たのは巨体の男。
新聞等で目にした事のある七武海___バーソロミュー・くまだった。
「邪魔をするならば排除させて貰う！」
七武海とあれば実力は高いものだと思っていたが___
「……！！」
「？ おかしいぞ……」
ナイフを振ると其奴にはいとも容易く傷を付けられた。
この位の攻撃なら避けられるものかと思っていたが……ッ！！
「攻撃は一級品だがそれにしては単調過ぎるっ！」
次に、掌から放たれたレーザーを躱し、ナイフで斬撃を放った後、一気に近づいて大きく斬りつけた。
「……ギ、ギギ……」
既に瀕死の其奴は、反撃しようと近づいた俺を殴ろうとしたので、最後にその拳を上に蹴り飛ばして、そのまま振り上げた足を頭部に思いっきり落とした。
「やあっ！！」
かかと落としは見事に決まり、その巨体の内部からか衝撃で大きな爆発音を上げ……其奴は倒れる。
俺は着地し、完全に再起不能になった其奴を見た。
「機械……だが血は出ている。
___要するに本物では無く、粗方、別の人間を改造して作ったものか……まさかこの島にはもう、何体もいるのか？」
本物よりは劣るだろうと思えど、必ず脅威となる。もし何体にも憚られたら、身動きすらとれなくなるだろう。
「……ッ！」
俺は麦わらの一味の事を思い出し、ビブルカードの赴くままに走った。
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Noah†(プロフ) - 更新待ってました(*´∀｀)ワクワクしっぱなしです…これからも頑張ってください(*´-`) (2018年1月8日 0時) (
レス) id: 16f26e4166 (このIDを非表示/違反報告)
しーた(プロフ) - 凄く面白かったです…！！更新ずっとお待ちしております… (2017年12月25日 11時) (レス) id: e6fa4e5308 (このIDを非表示/違反報告)
みかづき(プロフ) - め、めちゃくちゃいい所なのに！…すっごく面白いです！続き気になります！更新頑張ってください。 (2017年8月24日 11時) (レス) id: 40dece2299 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レフト | 作成日時：2017年2月21日 2時
