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___表に出るとやはり多数の海兵が、陣を組むように配置されていた。
……まあ、天竜人を殴ろうものなら流石にこうなると納得せざるを得ないな。


「撃てェ!!!」


将校の張り切った声と共に、一斉に迫撃砲が発射される。見事に各々に飛んできた砲弾に俺達は次の様な行動を取った。


ルフィは膨らんで砲弾を跳ね返し、
キッドは飛んで来た砲弾に手を翳すと、忽ち反発する様にそれは戻っていく。
そして、ローはroomを使って海兵の頭と交換し、
特に芸も持ち合わせていない俺は普通に砲弾をキャッチし、海兵の多い所に投げ返す。
正直ガープの投擲(とうてき)の方が格段に強かった為、いとも容易くそれは行われた。


「……あ」


……しかし、勢いが強かったのか砲弾に当たった海兵は一緒に吹っ飛んだ挙句、そのまま爆発する。


「……お前、能力者か?」


俺の様子を見たキッドが此方に問いかけた。


「悪魔の実なぞ……食べてはいない」

「えーっ!? じゃあA!
海の上に立ってたのも違うのか!?」


膨らみが戻ったルフィが目を輝かせながら、更に質問を投げかけてくる……あまり答えたくはないが


「……自前だ。
それよりも目の前の敵に集中しろ」


彼方は大将が来るまで持ち堪えようとしているが、その前に全滅させなければ退路を断たれてしまう。


「……最初に当たった者は瀕死に陥ってしまうかもしれないが、許してくれ」


そう告げた俺はまず、マントの中にしまってある小さいナイフ数本を取り出し、砲弾を投げた時よりも勢いをつけて投げる。


「「ぎゃあああああ!!」」


すると、風を切ってナイフは弾丸の様に回転して飛んでいき、刺さった海兵はそのまま背後の海兵達を巻き添えに遠くに吹き飛んで行った。



「Aお前……どんなパワーしてんだよ……」


何か若干引き攣ったような表情をしているローに
「気にするな」と返し、この短時間に動ける者があっという間に少なくなった海兵達を見て、俺は大きいナイフを取り出す。


「……これで終わりだ」


キッドとローの能力で海兵達が可笑しな姿になっている中、俺はナイフを横に振った。



忽ち振ったナイフから斬撃が飛び、海兵諸共マングローブを傷付ける。まるで災害が起こったかの様な大きな地響きを立てて、建物は崩れていった。



「うわァアアアアッ!!!」



これでこの前方にいる海兵は粗方片付いた。

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Noah†(プロフ) - 更新待ってました(*´∀`)ワクワクしっぱなしです…これからも頑張ってください(*´-`) (2018年1月8日 0時) (レス) id: 16f26e4166 (このIDを非表示/違反報告)
しーた(プロフ) - 凄く面白かったです…!!更新ずっとお待ちしております… (2017年12月25日 11時) (レス) id: e6fa4e5308 (このIDを非表示/違反報告)
みかづき(プロフ) - め、めちゃくちゃいい所なのに!…すっごく面白いです!続き気になります!更新頑張ってください。 (2017年8月24日 11時) (レス) id: 40dece2299 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:レフト | 作成日時:2017年2月21日 2時

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