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暫くの間、麦わら一味の船に被弾しないように、砲弾を取って捨てる事を繰り返し守っていると此処ら辺りに響くような謝罪の声が聞こえた。
「意地はってごべーーーんッ！！！
おれが悪がったァーー！！！！」
如何やらあの長鼻の少年らしい。
飛んで来ない隙に少しその方を向くと、少年は号泣しながら謝罪を述べている。
「もう少しか……！」
大砲で撃つよりも速度のある砲弾を、爆発しないように何発も受け止めていると流石に疲れが出てくる。
……賞金首覚悟でいっそのこと投げ返してしまおうか。
そう考えつき手に持っている砲弾を投げ返そうとすると、彼奴らの様子が視界に入った。
「帆をたたんでいる……？」
不思議な光景に思わずそちらを見れば、麦わら一味の船の帆がたたまれていた。
更によく見ると、長鼻の少年も船に乗れたようだ。
……一体何故だ？
すると、ひょこっと此方側に顔を出したルフィが声を張った。
「じいちゃーーーん！！
それからコビーと……久しぶりに会えてよかった！！」
如何やらルフィは本当にガープの孫らしい。
そして、桃色髪の少年とも知り合いのようだ。
「呼べよ！！ おれの名を！！」
……金髪の男は忘れられているらしいが。
それは兎も角、ルフィはガープに向け「逃げる」という宣言をすると、次に此方を向いて笑顔で手を振った。
「おーいAー！！
ありがとう！ またなーっ！！」
……全く、能天気な奴だな。
それなりの遠距離にいて俺の顔は見えないだろうが、笑って見送ろうとする。
「ああ、またな……！
……っ！？」
すると、その船の上を黒い影が覆った。
「わしをナメとったらケガするぞー！！！」
どうやらガープは砲弾の何百倍もある大きさの砲弾を投げ、先に行こうとする彼奴らをいち早く潰そうとしているらしい。
それを確認した俺は勢い良く走り出し、船の方へ向かう。
「間に合わないっ！」
巨大鉄球が船の間近に迫った時___
「"
"バースト"！！！」
船が飛び上がって逃げた。
本当にそのままの意味で船が飛んだのだ。
彼奴らの乗っている船は、風を切っては直ぐに見えなくなる程に遠ざかって行く。
その光景を見た俺は目を見開いた後に、フッと微笑んだ。
「彼奴らはもう、大丈夫だな」
これ以上此処にいる意味もないので撤退しようとする……が
「"
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Noah†(プロフ) - 更新待ってました(*´∀｀)ワクワクしっぱなしです…これからも頑張ってください(*´-`) (2018年1月8日 0時) (
レス) id: 16f26e4166 (このIDを非表示/違反報告)
しーた(プロフ) - 凄く面白かったです…！！更新ずっとお待ちしております… (2017年12月25日 11時) (レス) id: e6fa4e5308 (このIDを非表示/違反報告)
みかづき(プロフ) - め、めちゃくちゃいい所なのに！…すっごく面白いです！続き気になります！更新頑張ってください。 (2017年8月24日 11時) (レス) id: 40dece2299 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：レフト | 作成日時：2017年2月21日 2時
