7人の傘 2 /8人目/

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関係を持った男女というのはやはり周囲から見るとよく分かるらしい。







大倉くんの時もそうだったけど章ちゃんとの時も早かった。









色んな大きな仕事を同時進行で毎日いくつも進めていたエイトは


メンバー全員が顔を合わせる機会は一時期に比べると増えていた。






森田さんに当然、Aさんもと促されて一緒に参加している。









「私まだ加入したわけやないのに、こんなコンサートの打ち合わせとかおってええの？」




「口出しするわけではないですし慣れるために勉強しておきましょう。最近はレッスンも減ってお暇でしょ」



「暇…？」





森田さんは余計な一言が多い気がしなくもない……でもなんか憎めへん！笑









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打ち合わせは章ちゃんとは対角線上で1番席が遠くて、両隣は丸ちゃんと村上くんやった。





席を確認した時に真っ先に章ちゃんを探してしまったのは多分、この前のなんとも言えない気持ちをまだ引きずってたからやと思う…









丸「章ちゃんと喧嘩した？」





席に着くなり 丸ちゃんが顔を寄せてきてコソッと耳打ちしてきた。






「？！してへん…」




つられて小声になる私を見て




丸「あれっおかしいなぁ」









首を傾げる丸ちゃんはおどけて続けた。



丸「丸ちゃんレーダーが不穏な感じやってん」






「ふ、なにそれ 笑」





丸「…あ！」








それから、みるみるうちに顔を真っ赤にさせた丸ちゃんはぶんぶんぶん！と否定するように目の前で手を振って。









丸「…ああ〜そういうことか 。あ…うあ」





頭を抱えて唸ってました。









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もうそろそろ移行なので、評価まだの方お願いします*｡ﾟ+


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