7人の傘 2 /8人目/

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お願いしまーすとカメラの前に立ったすばるくんと入れ替わるようにやって来たのは、横山くんと大倉くん。








横「どしたん、また今日も見学？」




「プロのお仕事を勉強させてもらいますね」




大「嫌な言い方やなぁープレッシャープレッシャー」








ケラケラ笑ってる大倉くん。横山くんは唇を尖らせて









横「Aももう5ヶ月くらいで当たり前のようにあっこ立ってんのに何言うてん」






「もう5ヶ月されど5ヶ月」






大「もうほぼ加入したようなもんやけどね。頑張り過ぎやない？」






「大倉くんは甘いな。2年かそこらでやっていける世界やないって言うたの他でもないあんたらやんか」





大「ごもっとも 笑」









目尻にしわを寄せた大倉くんの笑顔が愛しくて、つられて微笑んじゃう。









横「何この甘い雰囲気ー？！俺もおるんですけど」





大「いじらんといてくれる？俺らほら色々あったから」





「そうそ。スキャンダラスやから」





横「やめてトラウマやねん！ほんまに！」









横山くんいじるのめっちゃ楽しいわ 笑






それにしても。すぐ笑いに変えられる大倉くんタフやなぁ。



今だに残るキスマーク、いつも見る度ドキドキしてまうんやけど私だけかな？








チラッと、横山くんと話してる大倉くんを見上げたら目があって。






にやっと笑ってから自分の鎖骨を人差し指で

とんとん、叩いて。





あ、完全にバレてる。









恥ずかしくて、心臓がばくばく言ってて。



顔が真っ赤になったのは言うまでもない。









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