7人の傘 2 /8人目/

▽65/錦戸side/ ページ16

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丸「夏がどんどん終わってくー…」




横「あとはもう24時間テレビだけやな」




丸「毎年、夏終わるの早なってない？」




横「うん」




丸「もう秋やん〜」









泣きそうな声をあげるマルとあんまり聞いてない横山くん。









錦「俺とマルはドラマやるし」




横「俺もそんなん言うてみたいわあ…」








雑誌撮影のメイクをされながら、鏡越しに会話するこの時間が好きです。








「関ジャニさん入りまーす！」









いつものスタッフさんの声でみんな気合を入れながら立ち上がる楽屋も、









現場の隅の方で俺らのマネージャーと小声で会話しながら見学しているAも、









今じゃもう当たり前の日常。




あと半年もしたらAの居場所がスタジオの隅から、俺らと同じカメラの前に変わるだけ。







色々大変なことあるやろうけど、


待ち遠しいなあって俺はワクワクしてんで？









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夏終わるの早すぎ、なんてマルの話は本当で。









たくさんのファンの子と触れ合った十祭。



メインパーソナリティを務める24時間テレビ。



久しぶりの主演ドラマのクランクイン。



新シングル、新アルバム、ツアーの発表。









忙しすぎひん？って嬉しい悲鳴を上げながら




俺ら7人はAに、また構えなくなってしまう事を危惧してた。









大「俺は映画とか一段落したしAのこと構えるで〜」





横「俺もドラマクランクアップしたし！」





丸「ええ〜…インしたばっかやあ…」





錦「俺も」






渋「…映画…」





安「舞台はやっぱ無理やねぇ…」




村「まあコンスタントにオフは無くてな」









みんな好き勝手自分のスケジュールを言って、




結局Aお構い隊は大倉と横山くんがメインなのではという結論に至った。









「大倉くんと横山くん？




…めちゃくちゃ不安やな」









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