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side:you
肩をとんとんされて、目が覚める。
「んぅ......」
「ほら起きいや。今日は大先生が来るんやで」
目をこすっていると、温かくて大きい手がそれをとめる。
「こすらんの。あかくなってまうやろ?」
「んむ...ねむたい......」
さらさら、髪の毛をすかれたり撫でられ、またとろんとしてきた。
すると、それに気付いたのか無理矢理体を起こされ、気持ちいい微睡みから掬いあげられてしまった。
「朝ごはん食べて欲しいんやけどなあ?食欲ないんか?」
「んぇ......お腹空いてない...」
おでこに手で触れ、熱がないか確認されたが全く熱い何てことはなく、まあ今日はゆっくり過ごしいやと告げられた。
「ぎゅう、して......?」
さみしがりやのおれの口から、ぽろっとそんな言葉が漏れた。
「んふふ、ええで。素直やなあ…?」
「素直やないもん......」
いっぱいぎゅーしながら撫でてもらい、そのあとふたりでご飯を食べた。
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ヤミカステン - はぇぇ。。。。。更新期待しております。 (2019年10月26日 13時) (レス) id: e5b9190749 (このIDを非表示/違反報告)
樂-らく-(プロフ) - 名前の変換ができていないのですが、バグとかですかね、、、? ほんわかしててすごく癒やされました!これからも応援してます! (2019年10月18日 7時) (レス) id: 1cdd0676ea (このIDを非表示/違反報告)
東雲ちた - 僕こういうの大好きなので更新頑張ってください 面白かったです (2019年9月22日 15時) (レス) id: 66f940ddbf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りら | 作成日時:2019年4月1日 21時