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8話 ページ8

α国の兵士を倒していき、親玉と見られる敵をみつける。

「やぁ、これはこれは、幹部のトントンさんかな?」

「だったら何や」

「いやぁ?お宅で俺の友人がお世話になっているようで。なんなら、トントンさんの部下らしいんですよねぇ。」

いや、お前の友人は知らないが……。
俺の部下に…?

「お陰で易々と入ることが出来ましたわ!友人に感謝しないとやなぁ」

もしかしたら、スパイか?
やったら直ちに報告しないと行けない。

ん?待て。

「俺の部下やと…?」

「あぁそうさ!!お前がこっちにいるからな、今頃彼女がお前の部下全員やってんとちゃうかなぁ。」

な、なんやと…。
A…。A!!

「貴様ァーーー!!!」

「あは!そんくらいじゃないとねぇ!」

お願いや。俺なんてどーなってもええ。やから。
彼女は、Aは、助かっててくれ。

ーーー

「…トントン?大丈夫か?」

「シャオロン…?」

正直、こいつと戦っていた時の記憶がない。

「インカムでさっき流れてきた情報なんやけど、その、お前のところの部下が、全員居らへんのやって…。」

「は?」

「今、ショッピくんが探してくれとるらしいんやけど…」

そこまで伝えると、目を伏せる彼。

「そ、そんな…」

俺が、行かなければ…
部下達の顔が思い浮かぶ。一刻も早く助けねば。

「シャオロン」

「任せろよトントン。ゾムと俺だけでもどーにかなるくらいには落ち着いて来てるし、シッマと大先生もこっち来るって。やから、お前は戻って探してこい」

「…ありがとな。」

「はよーいけ!!」

笑顔のシャオロンを背中にもう一度感謝を伝えて走る。

基地に戻り、書記室に入ると、そこには、ショッピが居た。倒れた状態で。

その横には、確かに、俺の部下が立って居た。

「あら、トントン様。どうされました?」

「お前何してんの?」

「ショッピ様が私の邪魔をしてきましたの。多分彼はスパイか何かですから、私が始末致しました。」

「聞いてんで、お前、α国の兵士の言うてたスパイやな?」

「なんの事かしら?」

「その兵士、お前の事全部教えてくれたで」

すると、彼女は舌打ちをし、あのやろう…と呟いている。

「まぁ、いいや!じゃあ、ここでお別れですね。トントン様」

「そうやな。お前はええやつやったのに、残念や」

すると、彼女は素早い動きで俺に何かを刺そうとした。避けようとしたが、顔に傷が入る。

「あら、避けられました」

「余裕やな」

彼女との戦いが始まった。

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ボクくん - ほたてさん»ありがとうございます!理解しました!物語の続きがより一層楽しみです!頑張ってください! (2022年8月16日 8時) (レス) id: 07186dcafa (このIDを非表示/違反報告)
ほたて(プロフ) - ボクくんさん» こちらの作品を読んでいただき、ありがとうございます。分かりにくい表現になってしまい、申し訳ありません。α国の(敵の)者が、tnさんの部下の中に居る。えらいこっちゃということになります。このスパイを指しています。このような解答で大丈夫でしょうか?すみません (2022年8月15日 23時) (レス) @page8 id: 70a6573ceb (このIDを非表示/違反報告)
ボクくん - 初めて拝見しましたが、素晴らしかったです!あと、私はバカなので8話の『俺の部下』って誰のことを指しているんでしょうか?長文申し訳なきです (2022年8月15日 17時) (レス) @page8 id: 07186dcafa (このIDを非表示/違反報告)
ほたて(プロフ) - 徹夜のシロツメクサさん» ありがとうございます。褒めていただけてとても嬉しいです。お心遣い、ありがとうございます。楽しんでいただけるよう、頑張ります。 (2022年8月7日 22時) (レス) id: 70a6573ceb (このIDを非表示/違反報告)
徹夜のシロツメクサ - ンギャァァァァァ最高すぎるんじゃあ(白目)作者様神ってる…!生まれてきてくれてありがとう!無理しない程度に頑張ってください! (2022年8月7日 20時) (レス) id: 9362d20e8c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ほたて | 作成日時:2022年8月2日 10時

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