2話 ページ2
さっきのことは疲れが溜まっていたからやろう。ということで食堂に入っていく。
ぼちぼち集まっていた幹部メンバーに挨拶をして、自分の席に座る。
「トンちおはよ」
「大先生、おはよう」
この時間にもう来てるのか、珍しいな。
「いやさ、Aに叩き起こされてん。今日」
「Aが？」
叩き起こす…想像付かんな。
「おはようございます」
「おはよーございまぁす……」
次に入ってきたのはショッピとチーノだった。ショッピはともかく、チーノまで時間に間に合うとは…
今日は槍でも降るのか？
すると、彼らの後ろから女の子の声が聞こえる。
Aだ。
「ちょっとチーノ！しっかり歩いて！ほら！チーノの席ここやから！」
「んんー、やって眠いんやもん…A引っ張ってやぁ…」
「チノさんあんまりAを困らせたらあかんで」
「ショッピも起きてるし、鬱も今日は頑張って朝起きたんやから、チーノも起きて！」
と、眠たそうなチーノをAとショッピが引っ張っている。
『全く…チーノは昔から朝が弱いなぁ…ショッピは早起きさんなんやけど…』
…やっぱり、気のせいや無かったよな。今の。
俺、まじで彼女の心の声聞こえてへんか！？
「…書記長様、どうされました？」
「えっ！？」
「いえ、あの。ずっとこちらを見られていらっしゃいましたから…」
まじか
「すまん、なんかチーノ起こしてるの大変そうやなぁて思って」
「あぁ、なるほど。お心遣いありがとうございます。慣れていますから、大丈夫です。」
『トントンさんに見られてた！？しかも素の私を！？ど、どないしよ…恥ずかしい…』
「あれ素やったん？」
「え？」
あ、やばい。思わず声に出してもうた。
「…お恥ずかしながら。彼らとは幼馴染みなもので。」
『ほんまに恥ずかしいねんけど！！うぅ、、チーノのばか！ばかばか！』
ばかばかてw
「いや、ええやん。なんか新鮮。かわええよ」
「へっ！？か、かわ！？」
「トンち〜、そこまでにしといてやりな〜」
いきなり鬱がAを隠すように間に立ち、彼女の方を向いて何かを話している。
『と、とと、とんとんさんに、か、かわいいって、え？夢？てか、鬱ナイス、こんなに顔赤いの、とんとんさんには見せられない…』
いや、俺はその顔見たいねんけど。
てか反応可愛いない？そんな反応してくれるとは思ってなかった。
Aはそのまま鬱に連れられて、食堂を後にしたらしい。
チーノはというと、うつ伏せて寝ていた。
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ボクくん - ほたてさん»ありがとうございます！理解しました！物語の続きがより一層楽しみです！頑張ってください！ (2022年8月16日 8時) (
レス) id: 07186dcafa (このIDを非表示/違反報告)
ほたて(プロフ) - ボクくんさん» こちらの作品を読んでいただき、ありがとうございます。分かりにくい表現になってしまい、申し訳ありません。α国の(敵の)者が、tnさんの部下の中に居る。えらいこっちゃということになります。このスパイを指しています。このような解答で大丈夫でしょうか？すみません (2022年8月15日 23時) (レス) @page8 id: 70a6573ceb (このIDを非表示/違反報告)
ボクくん - 初めて拝見しましたが、素晴らしかったです！あと、私はバカなので8話の『俺の部下』って誰のことを指しているんでしょうか？長文申し訳なきです (2022年8月15日 17時) (レス) @page8 id: 07186dcafa (このIDを非表示/違反報告)
ほたて(プロフ) - 徹夜のシロツメクサさん» ありがとうございます。褒めていただけてとても嬉しいです。お心遣い、ありがとうございます。楽しんでいただけるよう、頑張ります。 (2022年8月7日 22時) (レス) id: 70a6573ceb (このIDを非表示/違反報告)
徹夜のシロツメクサ - ﾝｷﾞｬｧｧｧｧｧ最高すぎるんじゃあ(白目)作者様神ってる…！生まれてきてくれてありがとう！無理しない程度に頑張ってください！ (2022年8月7日 20時) (レス) id: 9362d20e8c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ほたて | 作成日時：2022年8月2日 10時
