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3話 ページ3

私の短い髪が7月の生温い風で揺れる放課後だった


「ねぇ、またあの子付き合ったって」

「え、すごいね。私なんか告白する勇気なんか無いや」

「告白する勇気って、自分リア充ですみたいな匂わせするじゃん」



詰まる言葉を押し切り、いつもの調子で言葉を放った


最低だ、私




「んふっ、分かっちゃうか〜」


彼女の長い髪が揺れた



真っ直ぐな瞳で


私とは違う


「あんたも良い男見つけなさいよ〜」


今にも崩れ落ちそうだった



「あ〜、ごめん、今日病院行かなくちゃ、ほんと、ごめんね」


「え?あ、うん、じゃあまた明日」

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作者名:切り餅。 | 作成日時:2021年9月10日 8時

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