【d!】兄達からの愛が受け止め切れないのですが。【kn】

第40話【家庭教師】 ページ44

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冷えた体は、お風呂に入って温めた。




タオルで頭を拭きながらリビングに戻る。




すると「こっち来ぃ」と兄に手招きされ、兄の足の間にお邪魔する。




kn「びしょ濡れやん……ちゃんと拭かな…」




ワシャワシャとタオルで髪を拭いてくれる。




『そういえば、何でトントンさんが家に？』




tn「あぁ、そのことか」




kn「これからAの家庭教師として来て貰うから」




『えっ！？』





勉強は好きでも嫌いでもないけれど…




tn「これから木曜の週一やけど、よろしくな」





『よろしくお願いします』




kn「トントンは中々に厳しいぞ？大丈夫か？」




『ひぃ……頑張ります』




tn「大丈夫やで。飴と鞭ちゃんと使い分けるからな」




初めてトントンさんの笑顔に少し怖いと思ってしまったかもしれない。




・・・・・
(おまけ)




kn「俺がおらんからって変な手出すなよ？」




tn「ははっ……どうやろなぁ？」




tn「ご褒美のキスくらいはええやろ？…痛い痛い！冗談やって！」




皆さん見ました？コイツやばいですよ。特に妹の事となるとほんまに。俺もさっきコイツに千切られると思うくらい笑顔で耳引っ張られたからな。




やべぇぜ兄ちゃん…さすがシスコン。

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