【d!】兄達からの愛が受け止め切れないのですが。【kn】

第36話【おはよう】 ページ38

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とんとん、と肩を叩かれる。




「あ、起きた？」




目を開ければ、" ミナツド " の文字が入った橙色の枕を持った男子生徒が居た。




「ほら、Broooockさんも起きて。昼休み終わっちゃうよ？」




「んー……まだ眠い…」




隣にはBroooockさんが私の肩に頭を預け、枕を抱いて寝ていた。




ひとらん先生はいつの間にか居なかった。




『わざわざ、ありがとうございます』




「いえいえ、寧ろ気持ち良さそうに眠っていた所すいません。俺ケイタって言います」




『えっと…(苗字)Aです』




kit「あ。隣はBroooockさんで、彼も同じく2年生です」




br「よろしくね〜」




なんかこの二人、癒されるな。




・・・・・




『あ、私こっちだから…』




kit「え？僕もこっち…」




まさかの隣のクラス。




kc「あ！ケイタ、いつの間に(苗字)さんと仲良くなったの！？」




教室から飛び出して来たKCさん。




壁には " KC飛び出し注意！ " と書かれたポスターが貼ってあるのが目に入った。




ki「羨ましいなら、(苗字)さんと友達になったら？」




『もう友達だよ！ねぇ、KC君？』





kc「うん。もう友達だから！」




嬉しかったのか手を繋ぐKC君。指が絡んで "恋人繋ぎ" になってしまい、少しドキッとしてしまったなんて言えない。

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