検索窓
今日:16 hit、昨日:7 hit、合計:336,806 hit

第23話【煽り組】 ページ25

・・・




「ちょっ、待てやショッピ君!」




「耳元で叫ばんといて下さい」




「静かにせぇや。Aが起きるやろ」





休日くらい、ゆっくり寝させて欲しい。
他人の部屋で朝から喧嘩しないでくれ。




ゆっくり上半身を起こす。と同時に、
ピッ…と何かが停止する音がする。
そして、ショッピさんのよっしゃ!と言う声が部屋に響く。





「それ後で俺にも送ってな!」




ポメラニアンが一匹……シャオロンさんか。




kn「お前ら…俺のAを…!」




shp「クソ先輩あざーす^^」




sha「はぁ……A可愛すぎ…」





シャオロンさんとショッピさんが撮った写真を見てニヤニヤしている。
その様子を見て悔しそうな顔をする兄。





kn「ほ、ほら!俺は兄貴やし!?」




何か良からぬことを思い付いた兄は、
突然ベッドにダイブしてくる。
兄は私の上に跨がると、むぎゅっと頬を両手で挟む。





『え、ちょっ…急にな……………ん!?』





兄の舌が私の口内に侵入してくる。
何だか気持ち悪くて、離れようとすれば、
押し倒されて更に奥まで舌が入ってくる。




舌と舌がくっついたり離れたり、絡まりあったりして、呼吸が乱れてくる。
それが暫く続き、息苦しくなってきたので兄の胸板を強く押すと、一瞬だけ兄の動きが止まる。





『二人が見て…る…から、!』





kn「……」




それがどうした?という目で見てくる。
すぐに今度は唇と唇が重なり、中々離れない。




仕方なく突き飛ばす。兄は、先程とは
うって変わって腕を組み、勝ち誇った顔をしていた。




kn「ふーん!見たか?今のが兄の特権や」




shp「あ"?このクソ先輩!」





ショッピさんは猫のように爪を立てて兄に襲い掛かる。




…これは皆さん後で説教ですかね。




『…あ、今何時…?』




sha「8時半前〜」




隣から声がかかる。声のした方を見ると
シャオロンさんが椅子に腰掛けていた。





sha「遅なったけど……おはよ」




久しぶりのAや〜!と頭を撫でられる。




『お、おはようございます』




この時一番驚いたのは、ニット帽に
付いている豚さんのピンも笑顔だった。
ということ。あれって表情変わるんか…

第24話【シャオロンさん】→←第22話【兄妹】#??



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (201 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
615人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ソイタミ19時50分 - 外ピさん» すみません…!!イメージ的には鉤十字ではなく、ラテン十字のつもりで書きました!誤解を生むような書き方をして、申し訳ありませんでした!直しておきます (2020年1月8日 12時) (レス) id: 24ef0dd6d4 (このIDを非表示/違反報告)
外ピ - すいません、確かwrwrdの二次創作物って鉤十字使っちゃいけなかったはずなんです。できれば変えて頂きたいです。お話すごく面白かったです! (2020年1月7日 23時) (レス) id: 6c3752b497 (このIDを非表示/違反報告)
ソイタミ19時50分 - リアさん» ありがとうございます!これからも楽しんで頂けるよう、頑張ります! (2019年11月27日 18時) (レス) id: 58cba98cf2 (このIDを非表示/違反報告)
リア(プロフ) - ソイタミ19時50分様、お誕生日おめでとうございます! いつもとても楽しく読ませて頂いています! これからも頑張って下さい! (2019年11月24日 20時) (レス) id: 125744f577 (このIDを非表示/違反報告)
ソイタミ19時50分 - ↓レス押すの忘れてました…めーぷる 楓の木さん、コメントありがとうございます! (2019年5月23日 22時) (レス) id: 58cba98cf2 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ソイタミ19時50分 | 作成日時:2018年11月24日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。