月を見つけて【ワンパンマン】

ー心配してないー ページ50

金属バットを持った人が弱点をみつけ、頭あと二つという時だった。ありえない大きさの、ありえない量の弾が、降り注いだ。

　ように思われたが、それは緑色の光に包まれて停止した。なにこれ。そういえば、Ｓ級に超能力を使う人がいるって聞いたことある気がする。

　もしかして、それ？

　なら、強すぎるでしょ。この量を、跳ね返すなんて。

　その隙を狙ってそいつは襲ってくるが、Ｓ級達がとりおさえる。そして、バングさんがひとつのたまを破壊したが……

「ファングさん危ない！」

　ファングさんの腹に一撃入った。瓦礫をゴムのように跳ね返るバングさん。誰もが即死だと思った。もちろん、私も。

「うぃーい、肩こりが取れたぜ」

　それなのに、この人はあっさりと立ってみせたのだ。もちろんそれに戸惑う敵は、油断しているあいだにアトミックさんに切られ、バングさんによって最後の1つを壊される。

　さて、残るのは……船だけだが

「大丈夫ですよ。ここに彼がいないってことは、上に彼がいるってことなので」

　私はイアイさんに笑って言った。私が最も信頼してる人、超能力や圧倒的な力でも勝てないって知ってる。

　心配してませんよ、サイタマさん。

ーー
Part1終了。なんと、4日で続編。きもちわる！

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