呪力が憑いてた【呪術廻戦】

23話 ページ24

五条｢今回僕は引率できなくてね｣


突然始まる会話の内容にショックを受ける私


五条｢でも安心して

信用出来る後輩を呼んだから｣


片腕を首に回し、それはそれは大変良い笑顔で言った


五条｢脱サラ呪術師の七海君でーす｣


元サラリーマンか

確かに真面目そうな雰囲気

明るい五条先生に対し｢その言い方やめてください｣と冷たく接する七海さん


...先生嫌われてないか？？大丈夫？？



五条｢呪術師って変なやつ多いけど｣


...貴方が言うの？？


五条｢コイツは会社勤めてただけあって、しっかりしてんだよね｣


七海｢他の方もアナタには言われたくないでしょうね｣


いやすんごい嫌われてるやん



虎杖｢脱サラ...

なんで初めから呪術師になんなかったんスか？｣


いや先に自己紹介しろよ

と思ったのは黙っておく


確かに五条先生の後輩＝高専の人、ということであるため、何故呪術師にならなかったのか、という虎杖くんと同じ疑問は浮かぶ


七海｢まずは挨拶でしょう

はじめまして虎杖君、Aさん｣


間違ってないけど以心伝心的なことが起こったのがちょっと怖い

そう感じながらも虎杖くんとお辞儀する



七海｢私が高専で学び、気づいたことは

呪術師はクソということです｣


今"クソ"の部分強調した？？



七海｢そして一般企業で働き、気づいたことは

労働はクソということです｣


虎杖｢そうなの？｣


...大人の世界に憧れたりはしなかったが、それを聞いてたった今、マイナスのイメージに傾いた


七海｢同じクソならより適正のある方を

出戻った理由なんてそんなもんです｣


しっかりしてそうだけど、やっぱり個性が強いひとが集まるんだな


五条先生と比べてそう思った

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