呪力が憑いてた【呪術廻戦】

10話 ページ11

五条｢それでは行き先を発表します｣


途端に静かになる2人


五条｢六本木｣


キラン、と目元を光らせて言った


六本木、か〜

楽しみだ





移動中、野薔薇ちゃんに言われた


釘崎｢ねぇ、Aって先生のこと好きなの？｣


！？？


『《ナ、ナンノ コト デスカ》』


釘崎｢なんで書いてるのにカタカナなのよ

つまりそういうことなのよね？｣


どうしよう、野薔薇ちゃんも一目惚れだったら...


釘崎｢どこがいいのかさっぱりだけど、好きなら応援するわ！

たくさん恋バナしましょ！｣


私の不安はすぐに消された

それどころか応援してくれると言う


下がらない口角のまま私は沢山頷いた



釘崎｢...ちなみに伏黒も気づいてるわよ｣


！？？













先程のキラキラした光景は凄かった


The 都会って感じ



比べて目の前のはなんだろう



伏黒｢いますね呪い｣


伏黒くんはこれを悟ってたのか...



｢｢嘘つきー！！六本木ですらねー！！｣｣


『《スカイツリー...》』



釘崎｢地方民を弄びやがって！！｣



叫ぶ野薔薇ちゃんを背に虎杖くんが｢やっぱ墓とかって出やすいの？｣と聞いた


切り替え早ない？？


伏黒｢墓地そのものじゃなくて

墓地＝怖いって思う人間の心の問題なんだよ｣


虎杖｢あー学校とかも似た理由だったな｣


『《なるほど？？》』


わかったような分からないような


釘崎｢ちょっと待ってコイツらそんなこと知らないの？｣


...野薔薇ちゃんごめんなさい



伏黒｢実は...｣




大雑把にしか知らなかったけど、まさかあの指を飲んだとは...


釘崎｢飲み込んだぁ！？特級呪物をぉ？？

きっしょ！！ありえない！！衛生観念キモすぎ！！｣


流石に野薔薇ちゃんも同じ意見だったらしい


虎杖｢んだと？｣

伏黒｢これは同感｣


あ、でも確かあれってずっと放置されてたやつなんだよね



『《大丈夫？お腹壊したりしてない？？》』


虎杖｢ん？うん今のとこ平気

ありがとなA｣



虎杖くんは私の最初の理解者

何かあったら怖いもんな

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