16話 ページ17
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ホームルームが終わり、茶柱先生が次の授業の準備をしに教室へ出ていった
私の中は、後悔と反省でぐちゃぐちゃだった
なぜ疑問を疑問のまま放置しておくのか。
．．．本当にその通りだ
10万円を支給された日、清隆と二人で話した
"ふーん、月10万．．．高校生に、いや、少し前まで中学生だった奴らに月10万円はちょっとなぁ"
"やっぱり何かおかしいよな"
．．．．なんで、あのままにしておいたんだろう
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今までずっと、清隆以外の事に目を向けないで生きてきた
外に出ても、それが通用すると思ってた
でも、清隆と生活出来る喜びが
＿＿＿＿＿＿気が、緩みすぎていた
『(＿＿＿っ、なんで、 なんでこんなことにも気付けなかったんだろ．．．)』
どうしようもなく、泣きたくなった
惨めで、何も出来なかった自分が憎くて
目尻が熱くなり、肩も震え、呼吸がしにくくなる
目に溜めた涙が零れそうになったとき、
私の手を握った人が 1人
清隆「．．．．．A、ちょっと来てくれ」
『＿＿＿＿＿＿きよ、たか』
驚く暇もなく、清隆はグイッと私の手を引いて教室を抜ける
教室を出るともう片方の手が私の肩に回ってきて、同じ歩幅で歩いてくれる
清隆が向かった先は、一ヶ月前に櫛田さんと話をした人気のない階段だった
清隆「ここなら誰も来ない、か？」
『清隆．．．．ありがと。』
どうやら、泣いていたのに気づいていたらしい。
清隆「お前はいつも気負いすぎなんだ。全部自分の責任、とか思ってないだろうな」
『えっ？』
清隆「．．．．思ってたんだな。」
『ち、ちがう！そんな事思ってない！！』
清隆「＿＿＿＿＿まぁ、どっちにしろ早く泣きやんでくれ。俺は授業をサボりたくはない。」
少しだけ素っ気ない言い方で、胸がきゅっとなった
．．．でも、それを言うと同時に清隆の腕が私に絡まってきて、包まれるように清隆に抱きしめられた
『〜〜〜っ、いつそんな事覚えたの』
清隆「抱きしめるくらい覚えなくても出来るだろ」
私をあやす様に背中をとんとんと叩き、清隆は眉を下げてフっと笑う
普段、喜怒哀楽を滅多に見せない清隆が、私にだけ見せてくれる笑顔
いつの間にか、涙は止まっていた
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綾小路清隆推し同担拒否 - いやよすぎますねっ！ガチで胸きゅんしました、、最高すぎます！ありがとうございます！！胸きゅんしすぎてやばいです。マジで途中のお泊まりする時のあの言葉好きです、、口にすると我慢出来なくなりそうだったからと、、もうヤバすぎですイケメンナチュラルすぎる。 (8月15日 12時) (
レス) @page18 id: e7a53d0fc0 (このIDを非表示/違反報告)
ともえ - うっ胸キュン最高です……！ありがとうございます！ (2022年12月3日 0時) (レス) @page18 id: 27a6582a0d (このIDを非表示/違反報告)
宇佐見(プロフ) - 椛さん» コメント・ご指摘ありがとうございます！！今さっき変更致しました。気に入っていただけて何よりです。 (2022年10月29日 18時) (レス) id: 3228aab75d (このIDを非表示/違反報告)
椛(プロフ) - こんにちは。素敵な作品ありがとうございます。7話の名前変換できていない部分があるので確認お願いします (2022年10月29日 18時) (レス) @page8 id: 80df51df0f (このIDを非表示/違反報告)
サラ(プロフ) - 最高です！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！ (2022年10月29日 12時) (レス) @page18 id: 0407d7412e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：宇佐見 | 作成日時：2021年9月23日 9時
