15話 ページ16
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あれから、何日かが過ぎた
周りは皆10万円という大金でどんちゃん騒ぎ
帰りにどっか寄ろうよ、あそこの新作美味しいんだって、そういえばこのアクセサリーがうんたらかんたら
至る所から散財に夢中な会話が繰り広げられていた
授業中もほぼ半数が寝たりスマホをいじったり。
サボりや遅刻も日常茶飯事だった
『(本当にここが高度育成高等学校...？ もっと頭のいい人ばっかりなのかと思ってた。入試テストも簡単だったし)』
真面目に授業を受けている私が馬鹿みたい。そんな事を思ってしまうほど、教室の雰囲気は最悪だった
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月初め
教室はいつも以上にザワザワしていた
それもそのはず。毎月1日に振り込まれるはずの10万円が振り込まれていないのだ
普段の行いのせいでバチが当たったのだろうか
『今日は一段とうるさ...ん"ん"っ...騒がしいね』
清隆「遅いぞ言い直すのが」
ｶﾞﾗｶﾞﾗ...
茶柱「＿＿＿＿＿＿＿＿＿席に着け。朝のホームルームを始める」
後ろの席である清隆と話していると、茶柱先生が教室へ入ってくる
皆が席に着いて、先程までのが嘘のようにシンと静まり返った
先生がハイヒールを鳴らして堂々と教壇へ立つと、生徒数名から抗議の声が聞こえた
内容は、勿論支給金についてだった
先生は何故かニヤリと笑いながら質問に淡々と答える
その口から出たのは、有り得ないほどの遅刻・欠席の数と授業中の私語やスマホを見た回数。
たった1ヶ月、そう、たったの．．．１ヶ月で
茶柱「＿＿＿＿＿＿査定の結果、お前たちは当初持っていた10万ポイントを全て失った」
『(全て．．．か。 やっぱり、真面目にやってた私が馬鹿みたいじゃん。)』
茶柱「ただの高校生に過ぎないお前たちが、なんの制約もなく、月10万も使わせてもらえると...本気で思っていたのか？
＿＿＿＿＿有り得ないだろう。常識で考えて。」
．．．その通り過ぎて、私は言葉が出てこなかった
私は1人俯き、拳を強く握る
「＿＿＿＿＿＿何故、疑問を疑問のまま放置しておく？」
『＿＿＿＿＿＿っ、』
先生のその言葉で、頭を強く殴られたような感じがした
．．．その時一瞬、ほんの少しだけ、自分が惨めに思えてしまった
考えれば考える程、嫌という程思い知らされる
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私はやっぱり、所詮不良品なんだと。
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綾小路清隆推し同担拒否 - いやよすぎますねっ！ガチで胸きゅんしました、、最高すぎます！ありがとうございます！！胸きゅんしすぎてやばいです。マジで途中のお泊まりする時のあの言葉好きです、、口にすると我慢出来なくなりそうだったからと、、もうヤバすぎですイケメンナチュラルすぎる。 (8月15日 12時) (
レス) @page18 id: e7a53d0fc0 (このIDを非表示/違反報告)
ともえ - うっ胸キュン最高です……！ありがとうございます！ (2022年12月3日 0時) (レス) @page18 id: 27a6582a0d (このIDを非表示/違反報告)
宇佐見(プロフ) - 椛さん» コメント・ご指摘ありがとうございます！！今さっき変更致しました。気に入っていただけて何よりです。 (2022年10月29日 18時) (レス) id: 3228aab75d (このIDを非表示/違反報告)
椛(プロフ) - こんにちは。素敵な作品ありがとうございます。7話の名前変換できていない部分があるので確認お願いします (2022年10月29日 18時) (レス) @page8 id: 80df51df0f (このIDを非表示/違反報告)
サラ(プロフ) - 最高です！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！ (2022年10月29日 12時) (レス) @page18 id: 0407d7412e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：宇佐見 | 作成日時：2021年9月23日 9時
