11話 ページ12
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とりあえず、立ち話もなんだからということで奥へあがらせてもらうことになった
『やっぱり．．．何もないね』
そこは生活に最低限必要なものが鎮座されているだけの質素な部屋だった
清隆「．．．？、入学初日だし、皆こんなもんだろ」
『．．．まぁ清隆だしね。薄々そう思ってたよ』
私はとりあえず近くにあるベッドに腰を下ろす
『．．．ところで、綾小路清隆くん。私が何を言いたいかは分かっているね？』
私は腕と足を組み、出来るだけ威圧感が生まれるように清隆を見下ろした
清隆「．．．．はい。」
清隆は、いかにも反省してますというような顔で正座をする
普段の、全ての感情を失ったんじゃないかと疑われるような顔と反対に、今はしゅん...と効果音がつきそうな感じだ
そんな顔に可愛いと狼狽えつつ、髪をわしゃわしゃしてやりたい気持ちを抑えて私は話を続ける
『私が言いたいのは、あの．．．．櫛田さん？だよ。
まぁ？、私は一緒に帰ろうとは誘ってなかったし。清隆が誰と帰ろうと、私に攻める権利はない。．．．でも＿＿＿』
私はその後に少し言葉が詰まる
清隆「．．．．でも？」
『えと．．．』
清隆の追い込みに、ぐっと堪える気持ちが緩くなる
『＿＿＿＿＿＿ちょっとだけ、近すぎるんじゃないですか〜．．．って話』
清隆「．．．．．．っ、」
．．．嗚呼、言わなければ良かった
私は言って0.1秒で後悔した
『ま、待ってタンマ。やっぱ今の無しで。
じゃあ私帰るね(？？？)』
清隆「！、ま、待て待て。言い逃げは卑怯だぞ」
清隆がガッチリと私の腕を掴んで離さない
明日は槍が降るかもしれない。清隆が2回も私を引き留めてくれるなんて。
．．．．．．．でも正直、今はそんな事を考えてる暇はない
私は一刻も早くここから立ち去りたいのだ
『い、言いたいことは言ったから！！！帰る！！』
清隆「俺はまだ言いたいこと言ってないぞ」
そんなのどーせ、「あれは誤解だ」とか弁解してくるに違いない
誤解してたことはとっくに分かってる
私が言いたいのは、近すぎるからもう少し警戒心を持てという話なのだ
私は抗議しながら部屋をジタバタと歩き回る
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清隆「．．．あぁ．．だから、一旦待てって。」
清隆がそう言った瞬間、私の腰に腕が回ってくる
.
『．．．．．．．．えっ。』
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綾小路清隆推し同担拒否 - いやよすぎますねっ！ガチで胸きゅんしました、、最高すぎます！ありがとうございます！！胸きゅんしすぎてやばいです。マジで途中のお泊まりする時のあの言葉好きです、、口にすると我慢出来なくなりそうだったからと、、もうヤバすぎですイケメンナチュラルすぎる。 (8月15日 12時) (
レス) @page18 id: e7a53d0fc0 (このIDを非表示/違反報告)
ともえ - うっ胸キュン最高です……！ありがとうございます！ (2022年12月3日 0時) (レス) @page18 id: 27a6582a0d (このIDを非表示/違反報告)
宇佐見(プロフ) - 椛さん» コメント・ご指摘ありがとうございます！！今さっき変更致しました。気に入っていただけて何よりです。 (2022年10月29日 18時) (レス) id: 3228aab75d (このIDを非表示/違反報告)
椛(プロフ) - こんにちは。素敵な作品ありがとうございます。7話の名前変換できていない部分があるので確認お願いします (2022年10月29日 18時) (レス) @page8 id: 80df51df0f (このIDを非表示/違反報告)
サラ(プロフ) - 最高です！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！ (2022年10月29日 12時) (レス) @page18 id: 0407d7412e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：宇佐見 | 作成日時：2021年9月23日 9時
