日常。

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！

な



立花の方を見ると、ボンっと音がでそうな勢いで赤面して、立花妹を涙目でにらんでる。

その様子から、事実だと分かった。



口を片手で押さえる。


ヤベ・・・

頬に熱が集まっているのが分かった。

そりゃ立花が仲間である俺たちを好いてくれてるってことは重々承知だ。

でも、本人の口からそう言ったっていう事実は、結構嬉しい。

いや、かなり嬉しい。

仲間としての言葉っていうのは分かってたけど、今はそれでも満足、かな。


　

そのあともあくまで高揚した気分が続いた。


ほかの奴らもそうで、誰もが笑みを浮かべてる。


「えっと、じゃあ自己紹介でもする？アーヤの妹なんでしょ？」
和やかな空気の中、小塚がそんな提案をした。


「え、でも奈子のためだけに悪いし・・」

恐縮している立花を無視し、妹の方がハキハキと話し始めた。

「初めまして！立花 奈子です！お姉ちゃんがいつもお世話になっています。よろしくお願いします！！」
そしてぺこりとお辞儀。

礼儀正しいとこは同じみたいだな。

どこまでも無邪気な態度に好感を得る。



全員柔らかな表情で立花妹を見ていた。


・・そのときふいに、次、俺ね、と美門が口を開いた。

「俺は美門 翼。
お姉さんとは学校も一緒で、クラスメイトなんだ。

心の友で、同士でもあるかな。
じゃあ、なこちゃん、よろしくね。」


穏やかな雰囲気がピシリ、と固まった

ニコリ、と美門が笑う。


なんか、、うっぜえ！

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