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「な、な、な、、ななな奈子！！」
ぼんっと炎が吹き出そうなくらいの熱が顔に集まる。
なんか、クリスマスは知っているの一件を思い出した。
でも、今回は私、悪くない！！
しかもなんか、語弊のいある言い方をされた気がする・・。
奈子のバカ！
涙目で恨みたっぷりに見つめても、奈子は可愛らしく首を傾げるだけ。
「この人たちのこと？だよね？」
追い打ちをかけないでよ･･･。
ああ、恥ずかしすぎる。
しばらく私はうつむいてたんだけど、覚悟を決めて、ちらり、と皆を見てみた。
すると。
え？
今度は私が首をかしげる番だった。
だって、全員が私ほどじゃないけど頬を染めてたんだも
の。
えっと・・・これは照れてる反応なの？
まさか・・怒ってるわけじゃ・・・ないよね・・？
恐々と皆を見回していると、翼が最初に口を開いた。
見ると、もう顔に赤みはなく、代わりにいたずらっ子の顔に。
「へーえ、アーヤ、俺のこと大好きなんだ？」
！？
「へ？
いやいやそれは違くて！いや違く無いけどあの」
すると猛然と若武が
「違えよ！おまえじゃなくて俺！」
と赤みの差した顔でよく分からない主張をしてきた。
黒木君が苦笑する。
「俺、じゃなくて俺たちって言えよ。
にしても、姫にそんなこと言われるとは、光栄だね」
まだ赤い顔の小塚くんも「僕もうれしいな、そう言ってもらえると」って喜んでる。
上杉君も、目尻の辺りを赤くしながら
「・・・俺も」とつぶやいた。
「ん？上杉教授、俺も、じゃなにが言いたいのか分かんないよー？」
翼、余計なこと言わないの！
「っだから、俺も・・嬉しいっつうこと！」
言ってからさらに赤くなった上杉君につられて、私も照れてしまう。
その会話をじーっと見ていた奈子が
「やっぱりお姉ちゃん、モテモテだね！」
何て言い出した。
「こ、こら！いー加減なこと言わないの！もう！」
今日の奈子、恐ろしい発言しかしないよ･･
次はなにを言い出すのかと、恐々しちゃう。
これ以上変なこと言うの、やめてね。
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ooooooooo - 続き待ってます！ (2022年2月12日 11時) (
レス) @page10 id: 5ba6c307c9 (このIDを非表示/違反報告)
蒼斗 - 読みたい！ (2018年9月26日 19時) (レス) id: 8b191a6805 (このIDを非表示/違反報告)
綾波美舞(プロフ) - やばい、奈子天然過ぎて怖い！ (2018年8月6日 16時) (レス) id: ebfeae08b9 (このIDを非表示/違反報告)
しらたま(プロフ) - 白波ハルキさん» 奈子ちゃんには脅威の天然であってほしいという欲望を存分に詰め込みました笑笑。本家よりも輪をかけて天然かも笑。コメントありがとうございました！ (2018年7月30日 18時) (レス) id: 30f72d9208 (このIDを非表示/違反報告)
白波ハルキ - とっても面白いです！奈子ちゃん、もう脅威の天然ですね・・・。 (2018年7月30日 15時) (レス) id: 9ecfe93998 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しらたま | 作成日時：2018年7月26日 10時
