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【目線なし】

あれから夏希とトワは一人暮らし用の家に行った。

『…お父様もお母様…一人暮らしって言ったじゃん…』

そこには到底一人暮らしだとは思わない程の大きな家があった。

夏希「いやー…聞いてたら話より大きい家ですね…これは」

『とりあえず家に家具を置かないと…』

夏希「あ、それからもうできえますよ」

『え?』

夏希「お嬢様が来る前に部下達に任せておいたので家は全部完璧です。家電や荷物も綺麗に置いています。」

『恐ろしい速さね…まぁ…とりあえずありがとう!』

『それじゃあどうしよ…暇になっちゃったな…』

夏希「そういえばここら辺に海があるらしいですよ。散歩にどうですか?」

『お!いいじゃ〜ん』

『私は散歩に行ってくるけど…夏希も一緒にどう?』

夏希「お嬢様、お誘いはとても嬉しいのですが…私はこれから用事がありまして…」

『あら…そうなの?それは残念ね…まぁなら私一人で散歩に行ってくるわ』

夏希「すみません。お嬢様。ではお気をつけて。もし何かありましたら私に連絡してください」

『わかったわ!ありがとう。じゃあね!』

夏希「いってらっしゃいませ。」

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作者名:洩矢うさ子 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/usacomoriy1/  
作成日時:2022年5月7日 20時

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