13 ページ15
【目線なし】一週間後
あれから一週間後、トワは両親に呼ばれて部屋から出た。
母「トワ、ちょっといいかしら?」
『はい。大丈夫です』
父「これからの生活について大事な話がある。」
母「私達の家系は呪術師の家系だっていうのは前に話したわよね?」
『はい』
母「だから八神家であるトワは呪術高専に通うことが決定しているの。」
『!』
母「そして、これからのトワのことを考えて学校を東京校にしようと思うの。」
『!!!!』
『…はい。分かりました。』
『(本当は京都に居たいけど…でも東京も楽しそうだし…兎に角蓮華のみんなに伝えなきゃ)』
父「…東京に行くのは東京での生活に慣れるのも含めてトワが14歳になってから行こうと思う。」
『はい。』
『えっと、ちなみにお母様達は一緒に東京に来られるのですか?』
母「いいえ。私達はこっちの本家の仕事や集まりがあるから…トワ一人で行ってもらうわ」
『ということは…私は一人暮らしということですか…?』
父「あぁ。だから慣れるまでに時間がかかるから早めに行くことになったんだ。」
『なるほど…』
父「…」
母「まぁこのことは頭の隅にでも置いといてね?ということでトワはお風呂入ってきなさい」
『はい』
…
チャポン
湯気が白く揺らいでいる。
『(14歳で東京で一人暮らしか…)』
そんなことを一人思いながら入った
『結局お母様もお父様も私より呪術が大切か…』ボソッ
111人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:洩矢うさ子 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/usacomoriy1/
作成日時:2022年5月7日 20時