My First Love（桃）

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俺とAの予定があった日は日曜日。
やっとその日が来た。
少し緊張していて、待ち合わせ15分前に着いてしまった。

秀太)早く着いちゃったな…。

春の日差しが暖かくて、デート…日和だ…。

((ﾋﾟﾛﾝｯ

日高初デート!失敗すんなよ!かと言って緊張すんなよ!

秀太)ちっ…うるせぇな。(笑)

A)秀太くん！！！

後から声がする。振り返るとそこにはいつもと雰囲気が違うAの姿があった。

A)ごめんね！？待ったでしょ？！

秀太)あ、いや、大丈夫…。

A)本当にごめんね…((汗

秀太)気にしないで！(笑)ってか、雰囲気…いいね…！

A)え！本当に？？嬉しい！


微笑むA。

その顔が実に可愛くて…。

こっちまでつい笑顔になってしまう。

君は不思議な力を持っているね。

思わず見とれてしまうような…。



秀太)さ、行こっか。

A)うん！…どこ行く？？

秀太)ん〜どこがいい？？


そんな会話をしながら俺たちはその場を離れた。


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○ 日高 side

日高)よし、あいつら行ったぞ。

宇野)よし、尾行開始！

そう、俺らは奴らの後をつけている。

日高)宇野ちゃん、こんなことするより俺と付き合ってよ。

宇野)あぁ、いいよ。

日高)そう………え？！

宇野)だからいいってば。

日高)え、え、え、いや、こんな俺でいいの？

宇野)あんたが言ってきたんじゃない！

日高)え、そうだけど…まさか…こうなるとは…

宇野)なに？辞める？

日高)いや、そんなことないです。

宇野)あ！お店入った！さ！行くよ！

日高)は〜い(笑)



秀太よ…後をつけさせてくれてありがとう。

日高光啓、宇野実彩子と付き合いました。

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