悪役令嬢に転生した件について【#コンパス】

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『お父様！今日はとても楽しかったです！』

「そうかそうか良い機会だったな」

『ええ、それに友達も沢山出来ました！』

「…まさか、庶民とか？」

『はい！…なにか悪いことでしたか？』

「…いや、悪いわけじゃないんだが、ただそうなるともしかしたら悪い人達がお前に危害を加える場合があるんだ」

『…そうなんですか…じゃあ、これからは気をつけますね』

コンコン



「入れ」

「…失礼します、貴族様がお待ちになっております」

「…わかった」

『お仕事頑張ってくださいね』

「ああ、」


どうやらこれからお父様は仕事らしい


じゃあ、私は部屋で何かをしてようっと


「あ、そういえばA、明日来る貴族に子供がいるそうで仲良くしたいと言っているそうだ、私についてこい」

『はい！』


うん！わくわく！

＿＿＿＿＿＿＿＿

翌日




『…えっと、私はAですよろしくお願いします』


その子はとても無表情で逆に怖い…



どうやら私より2歳年上らしい



「…桜華忠臣だ」


「ははは、すまないね、忠臣は無表情だけど良い奴なんだよ」


『大丈夫ですよ！』


今日は外に出る気分でもないし、本でも読んでようかな



『いまから本を読みに行くんですけど一緒にどうですか？』

「…行く」


そして私達は本が沢山ある部屋に来た


「…沢山あるのだな」


忠臣は興味津々だ


『面白いものばっかなんですよ！』


何時間もこの場所にいて、沢山喋ったりした


コンコン


『はい』


「お食事の時間です」



…いつも間にかお昼の時間になっていた

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