悪役令嬢に転生した件について【#コンパス】

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「つきましたよ」




『ありがとう、ご苦労さま』




こうして私は街へついたお母様とお父様はいそがしから護衛がついてる



私は帽子をかぶって顔をなるべく隠す






『わぁー』





街は王宮と違って賑やかで楽しい




あっちでは果物を売ってる、あっちでは飲み物を売っている




最高！




…あ、そういえば言い忘れてたけど



この世界ではスキルというものがあるんだ



人それぞれちがうやつね



例えばアダムは氷とか、ソーンは魔法とか(ソーンのはよく分からない)




私はなんだろう？



確か主人公ちゃんは人を癒すスキルだっけ


…となると私は逆に人を傷つけるスキル？



…いや、流石にそれは嫌だ



このコンパスという世界でもいま、私のキャラクターのスキルは公開されてなかったし…




まあ、あとになったらわかるでしょ！



「ちょっとだけー！」




「いやだ！俺のだ！」





あっちから揉めている声が聞こえた




可愛い女の子と男の子だった



年齢は私くらいかな？





『どうしたんです？』




「それがさー、俺のゲーム壊れたからコイツに直してもらったんだけど返してもられないんだ」



「僕がなおしたんだから少しだけかしてっていってるのに…！」



「いや少しだけじゃねーじゃん！もう１週間たってるだろ」

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