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××さんと水柱 ページ3

___ろ、_______。



今まで眠っていた意識が、誰かの声でふわりと少しずつ浮上していく。

誰かが私のすぐ側で私を呼んでいることは分かっているけど、瞼が上がらない。






「起きろ、A」




また私を呼ぶ声が聞こえた。


まだ寝ていたい気持ちと葛藤していると、私の体に何か重みが加わった。

苦しくない程度の圧迫感にさっきまで頑なに閉じていた目を開けると、


そこには見慣れた顔が······_______





「っ、うわぁ!ぎ、義勇さん、何ですかっ!?」

「おはよう」



端的にそう言って口許を少しあげた。笑ってないで退いてくれ。

後ずさって逃れようにも、義勇さんの両手が顔の隣に置かれていて逃げれない。


整った顔が鼻がくっつきそうなほど近くて、咄嗟に布団で顔を隠した。





「あの、何かあったんですか。用事があって来たんですよね?」

「鬼が出たとの連絡が来た。お前も出動命令が出た。準備しろ」



「分かりましたから、まずそこを退いてください。準備云々どころじゃないので!」



義勇さんを押し退けて、準備に取りかかる。


高まった感情を落ち着け、一度深呼吸をした。一気に気持ちがが引き締まる。

隊服と羽織を着て、髪を結って耳飾りをつける。日輪刀を手に持った。




「行くぞ」

「はい」





さあ、鬼狩りの時間だ______。

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設定タグ:鬼滅の刃 , 逆ハー , 愛され   
作品ジャンル:アニメ
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レミィ - 面白かったです!今コロナが流行っているので気を付けてください! (2020年3月9日 11時) (レス) id: edb0276662 (このIDを非表示/違反報告)
ぴっぴ - とても面白かったです!私もこんな小説が書けるようになりたいです! (2020年1月28日 16時) (レス) id: 113690dea7 (このIDを非表示/違反報告)
Kaede(プロフ) - 零さん» 本当ですね、すいません!ありがとうございます! (2019年10月17日 1時) (レス) id: 7af5a2cf72 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 「吾妻」じゃなくて「我妻」だと思います。間違ってたらすみません (2019年10月16日 23時) (レス) id: ac710565be (このIDを非表示/違反報告)
Kaede(プロフ) - 雪乃さん» 教えてくださりありがとうございます!すぐに直します!指摘コメントありがとうございました! (2019年10月13日 10時) (レス) id: 7af5a2cf72 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Kaede | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2019年10月12日 15時

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