27、ミントン ページ27
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｢総悟〜！総悟〜？総悟〜｣
｢うるせぇやィ｣
｢あ！総悟〜！あのね、ちょっと見てほしいんだけど｣
｢嫌でィ｣
｢あ、説明するとね、まず、ザキとミントンしてたんだけど｣
｢話を聞け｣
｢なんか、嫌な予感がしたんだよね｣
そう、ザキとミントンをしてたのだ。
たったそれだけ。
総悟の言葉を一切無視して勝手に話していると
やっと聞く気になったのか、それとも面倒になったのか(多分後者)
静かになった総悟に話を続ける。
ことは数刻前。
｢ザキ〜ミントンしよーぜ〜っ｣
｢Aちゃん！いいよ！負けないからね！｣
｢ミントンのためなら堂々とサボるじゃん｣
｢人聞き悪いなぁ、僕はすること終わったの｣
｢へぇー！｣
｢サボってたら副長に怒られるよ〜？｣
｢って言いながらミントンの準備してんの面白いね。
私も見回り帰りだからすることないもーん｣
そう、そんな感じでミントンを始めた。
白熱した戦いを繰り広げて
超ウルトラスプラッシュスマッシュを私がキメた時、音がしたんだ。
｢ぱちって、いや、ぶちかな、うぅん、ミシッ？｣
｢結局なんなんでィ･･･まさか｣
｢うん、背中の当たりが生暖かい。どう？見てくれる気になった？｣
あれ？
いい切る前に隊服を捲りあげられる。
いや、もうちょっと丁重に扱おうよ。
女の子だよ？お胸あるよ？
いや、変な気起こされる方が困るんだけどさ。
｢どー？｣
｢お前･･･これで何回目でィ･･･｣
｢3回目なんだよね。
いや、1回目はちゃんと攘夷志士と戦ってる時だよ｣
｢２回目は｣
｢うーんと、屯所で、コケた時｣
｢はぁ･･･土方さんに言っとくから病院行ってこい｣
｢やぁだぁ｣
｢いい加減もう1回入院してこい。
ついでにそのイカれた脳みそ治してもらいな｣
｢い”っっ、触んなサド！めっちゃ痛いぃー。
土方さんとこまで着いてきてよ。バズーカ持ってっていいから｣
おめぇの許可なくても持っていく、と
バズーカ片手に私を持ち上げる総悟。
｢あ〜、見える世界が違う｣
｢お前、今何センチでィ｣
｢･･･誰が言うか。
あー、また土方さんに怒られる｣
｢さすがに傷開きすぎだろ
ほんとに一回ちゃんと診てもらえ、脳神経外科で｣
｢だから頭おかしくないって！あ、土方さん｣
｢･･･何してんだ｣
｢背中の傷が開きました。ザキとミントンしたせいです｣
｢とりあえず病院行け、頭のな｣
｢なんで？！｣
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あい(プロフ) - eight40094さん» コメントありがとうございます！すっごく嬉しいです！これからもよろしくお願いしますー！ (2021年2月9日 7時) (
レス) id: 7ef5ab0f96 (このIDを非表示/違反報告)
eight40094(プロフ) - あぁ、早く続きが見たいです！忙しいと思いますが、作者様頑張ってください！ (2021年2月9日 3時) (レス) id: c00f201ead (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あい | 作成日時：2021年1月30日 23時
