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25、おかえり ページ25







「神楽ちゃんどこまでついてくるの?

総悟に用事?」


「何でアル、送ってるだけネ」



そっかーと中に入る、と、ゴリラとニコチンとサドがいた。



「た、だいま」



こんなに一気に最初から会うと思ってなくてびっくり。


何って、何かしら絶対怒られるんだもん。

車いすだし。



「あ、これ、スピード違反逮捕した」


「…いやちゃんと説明してぇ!?なんでいるのぉ!?」


「近藤さんうるさーい!

普通に退院したの!帰り道に子供が惹かれそうになってるの助けたら神楽ちゃんが助けてくれてついでに送ってくれたって感じ」


「いや普通に退院ってなんだよ、まだ治ってねぇだろうが」


「治ってなくはない」


「何で車椅子なんだよ…医者に無理言ったんだろィ」


「コイツ太もも怪我してるネ、

トラックの前で馬鹿みたいに滑り込みヨ」


「神楽ちゃん!」



余計に怒らせるでしょうが!




「Aちゃん…ほんとに…

しばらく仕事は事務仕事だけ、局長命令」


「んえぇ、帰ってきたのに…」



それじゃぁ帰るアル、と勝手に帰って行った神楽ちゃんに一応お礼。



「あー、ちょっとそこの隊士〜、これ取り調べとかしていろいろしといて〜」


「…Aさん!?」


「うん、ただいま、よろしくね」



はぁ、と三人そろってため息をつかれる。


ひどいな、せっかく帰ってきたのに。



「ま、この子はそう言う子だ」


「え?」


「仕事はできるが問題児なんだよな」


「えぇ?」


「ま、こいつがバカなのは今に始まったことじゃねぇでさァ」


「えぇぇ」



ひどいなぁーと呟いていたら名前を呼ばれた。


なんだよ、と顔を上げれば、3人の笑顔があった。

おかえり。そう言われて、ちょろい私はもうにっこにこ。


顔全体が笑顔になった。




「ただいま!!」


「おい、車いすから下りようとすんな!」


「そういえばどこ怪我してんだ」


「太もものとこ!」


「後で手当てしよう」


「うん、自分でできるけどね」


「…手、まだ痛むか」


「ザキって感じ」


「地味に、って言え!」


「分かる土方さんも酷いよね」


「押してやらァ」


「えー優しすぎてきもい」


「叩き落とすぞ。お前の命は俺にかかってると思え」


「え、なんでけが人なのに脅されてんの」


「けが人はちゃんと病院にいてください」


「近藤さんってなんだかんだ局長だよね、ストーカーだけど」


「Aちゃん?!」


「ストーカーだけどな」


「トシ?!」

25、それ→←24、心配



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あい(プロフ) - eight40094さん» コメントありがとうございます!すっごく嬉しいです!これからもよろしくお願いしますー! (2021年2月9日 7時) (レス) id: 7ef5ab0f96 (このIDを非表示/違反報告)
eight40094(プロフ) - あぁ、早く続きが見たいです!忙しいと思いますが、作者様頑張ってください! (2021年2月9日 3時) (レス) id: c00f201ead (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あい | 作成日時:2021年1月30日 23時

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