:28 ページ28
you
お揃いのピアスを買ってあげて機嫌も治った頃
そろそろ出ようって話になって
車の方向に足を進めていると。
「ルナグクじゃん!!」
「えっほんとだ...さっきTwitter上がってたよ!」
「嘘!うわっルナグク本人じゃん!!!」
周りがざわざわし始めて、どんどん人だかりが大きくなっていく。
jk「これヤバイ」
「ほっとけばいい」
jk「いや。ほっとける人数じゃない」
「ほんとにむりこうゆうの」
空港や店先...きうやって囲まれることは今まで何度だってある
でももう私には時間もなくて
グギとこうして2人で買い物している時間さえ妨げられるのは勘弁だ
「あの.......握手いいですか?」
1人の女の子が笑顔でこっちへ手を差し伸べた。
グギがその手を握ろうとした時
「いい加減にしてくんないかな」
自分から出た言葉があまりにも冷たくて低くて
「えっ...」
「私たち買い物してるんだよね。気分よく終わりたいからさ。だからこういうのやめてほしい」
「ご..ごめ.....ヒクッ......なさ...ヒクッい」
jk「いくらなんでも。ヌナ....」
「なに?こうやってる時間さえも私には惜しいの。私には時間が無いの!」
「え?...なになに?喧嘩?」
「なんか急いでるっぽい」
「てゆうか、握手断られたらしいよ笑」
「そりゃダメでしょ」
「いや。ちょっとぐらい良くない?」
「てか、ねぇ........ルナ機嫌悪すぎ」
「一応アイドルなのにね」
所々聞こえる話し声
ピコン
カシャッ
カシャッ
カシャッ
録音の始まる音やシャッター音
私はグギの手を握ると駐車場まで走り出した
243人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「BTS」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
うらら(プロフ) - 87さん» ありがとうございます!そう言っていただけるとモチベーションもすごく上がります!もっと楽しんでもらえるようなお話を書くので待っててくださいね(/ω\) (2018年7月17日 22時) (レス) id: 0f3d17f151 (このIDを非表示/違反報告)
87 - この作品大好きです!応援してます! (2018年7月17日 22時) (レス) id: 13da7cddb0 (このIDを非表示/違反報告)
うらら(プロフ) - 、さん» すいません。忘れていました。お声かけ下さりありがとうございます。 (2018年7月13日 5時) (レス) id: 0f3d17f151 (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグちゃんと外しましょう。違反行為です (2018年7月13日 5時) (レス) id: feeb116a80 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:LULU | 作成日時:2018年7月13日 2時