ねぇ、なんでよ……「3年A組」stage3

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とある男性が苛立って周りにあるものを床へと撒き散らす。









父様「くそっ！！ベルムズ逮捕だと？！ふざけるな！！！！！」









姉様「お、落ち着いて……！お父様！」








父様「落ち着けられるものか！！！私の存在がバレたら……何もかも終わりだぞ……。」









母様「…………。」









父様「クソっっ！！！あの、柊一颯……はやめにアイツを人質から解放させなければ……！！

……学校をもっと早く辞めさせるべきだった！！」







そう言って車を出せ！と言う。







急いで向かったその先には




──────────ボロボロの学校だった


















そこには記者が沢山いて車から、あの父親が顔を出すと全ての人が驚き、記者はみんな集まってきた。




記者「鈴木家の、鈴木逞春(すずき のぶはる)さんですよね？今娘さんが人質にされて6日ほどたっていますが、どのような心境ですか？」







父様「……。くっ……私の娘がっ……無事なんだろうか……いつもいつも……見せる笑顔がもう見れないと、思うと……早く逃げだしてほしいっ……！」





泣いた




記者「そうですよね……。

……ちなみに今までは何をされていらしたんですか？」




父様「どうしてもやらなければならないことがあったんだ……。人質って言ってもすぐ帰って来るだろうと思っていた……いや、思いたかったんだ……。でも、全然帰ってこなく、今日ギリギリ仕事を無理やり終わらせた……。まさか、こんなに遅くなるなんて……警察は何をしてるんだっ……早く……愛しい娘を返してくれ……！」






記者は同情するかのように頷いて耳を傾けてる









涙を拭うと同時に









父親は









ニタリ……









笑った

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