ねぇ、なんでよ……「3年A組」stage3

127 ページ42

茅野side









が、なんとかそれをたえ、先生と向き合ってお互い銃を向けあう。









？「お前に俺は殺せない、、、。」




もう一度その人はそう言って勢いよく腕を振り上げた。



その腕が先生にあたって、拳銃も地面に無造作に落っこちる。







がシャン、、、、、、！









茅野「先生っ…！！」









みんな助けに行きたいけど、必死にその足をとめる。









—みんなが共犯者になることだけは避けたい









それが先生の願いでもあるから









それでも見てるだけしかできない自分が悔しくて手に力が入ってしまう









先生の胸ぐらをつかんで大声を発する







？「お前の狙いは何だっっ！！！こたえろっっ！！！！」









柊「あなたなら、きっとわかるはずだっ……！！

悪意に紛れたナイフで汚れなき弱者を傷つけられたあなたになら！！！！」







そういって先ほど撃った足に先生の指がぐいっと思い切り入った









病気でよわよわしかった体だけど









私たちにはいつだって力強く見えた









？「おまえは間違っているっ！！



なにを企んでようが、これはっ、立派な犯罪だ……！！！」









柊「わかっていますよ！！でも、それでもっ！！やらなきゃいけないんですっっ！！！

そのためにおれはっ、、この命を掛けた！！！」









先生の心のこもった言葉に私たちがどれだけ救われただろう








澪奈のことを見捨てた私を先生は間違ってない、私は私なりのやり方できちんと救ってたって。






西崎「…止めてくれてよかったっ……！

あんなにっなるまでの先生の思い…。


ちゃんと知ってからじゃないとっっ、おれ、また後悔してたっっっ！！！」







堀部「っ！！うんっ！！！」



しかし、それからは先生の方が押されてしまい









「先生っっっ！！！」









先生が硬い地面に倒れ込んでしまった








その時







？「ゔっっ！！」






堀部「あっ、ガルムフェニックス？！」







そう、男の人が振り返った途端、ヒーローが現れた



？「おいおい……嘘だろ……」





ガルムフェニックス「Let's think!!」






みんながとりあえずの安心を見せると水越さんが突然スマホに目をうつした




鈴木さんのケータイを








N・Sおい、返信はまだか、この人殺しが。

128→←126

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す