ねぇ、なんでよ……「3年A組」stage3

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堀部「何が？」







逢沢「この動画のカバン！」





そう逢沢が言うと私たちはすぐにパソコンへと駆けつける









そう、澪奈が自 殺をした当日は学校があり、スクールカバンのはずなのに、水泳バックを持っていた








甲斐「こいつは景山じゃねぇっ！」









兵頭「じゃぁ誰なんだよ！」








小宮山「え、別人ってこと？意味わかんない……」







あまりのことに私もみんなも混乱している









真壁「あ、じゃ、この動画自体がフェイク動画とかは？！」






「あー、」









混乱しているなか、みんなが納得した







魚住「これ、防犯カメラの映像じゃないってこと？」








熊沢「ねぇ、翔、これみて。この角度って斜め前にあるクリーニング店じゃない？」









真壁「絶対そうだ！でも、こんなとこに防犯カメラあったっけ？」








逢沢「電話して聞いてみよう！」









逢沢が確認するが、やっぱりそこには防犯カメラはなかった









西崎「じゃぁ、これは先生が作ったフェイク動画……」









柳本「なんでこんなもん作ったんだろ？」









熊沢「復讐……」






その2文字の言葉でみんなが熊沢に目をやる








真壁「え？」







熊沢「いや、だって澪奈が自 殺したのってフェイク動画を依頼した武智先生が原因ってことでしょ？
それをぶっきーは初めから分かってた……。



だから、同じ手を使って武智先生を陥れようとしたんじゃない？




……だとしたら、完璧な復讐だよね……」









その言葉だと辻褄があう









みんなおし黙るが、西崎だけ、やはり公表するべきだと言った








西崎は必死で、皆の制止の声を聞かなかった



その時堀部が西崎にタックルをした







西崎「っ……何すんだよ……！」






堀部「ぐっ、くるっ、パッ」









出てきた言葉はぶっきーが初めに言ってた言葉……






まさか、このことを予想して……？







ぶっきー、何がしたいんだろう……

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