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涼音side
涼音「……A遅いね……」
甲斐「……まさか、倒れてんじゃ……」
唯月「……私、見てくる……!!!」
涼音「あ、唯月っ!……行っちゃった……
私も行こう」
唯月「っ……!A?A!いるんでしょ?返事して……!お願い……!!」
シーン
涼音「唯月っ、どう?A……」
唯月「わかんないっ……今聞いても返事がないの!ねぇ!ほんとに返事して!」
しかし、声は聞こえることは無かった
次の瞬間、ドンッ
涼音「唯月?!やめなって!」
唯月がドアを自力で壊そうとしたのだ
涼音「ねぇっ、唯月!」
唯月「だってっ、Aがっ!A死なないでよ!私、Aと出会って私の秘密を話しても嫌わないでいてくれたっ、大切な友だちなんだからっ!勝手に死ぬとか、許さないからっ!!」
涼音「唯月……。」
ドンッドンッ
唯月「涼音?」
涼音「私も、Aともっと一緒にいたい……!A!あともう少し……もう少しだからね!!」
唯月「……!よしっ、」
ドンッ
ドンッ
しかし扉がそんな簡単に開くことはなく……
涼音「はぁ、はぁ、開きそうなのに……!」
?「どうしたの?」
唯月「……!華……!」
魚住「ドア……?」
涼音「あのね、Aが多分倒れてるの!
だからドアを開けようとしても……あかなくて……」
華「ちょっとどいて……」
華は少し助走をつけてからドアに体当たりする。
すると、ガコンっ!!
少し開いた!
唯月「!!……っ、A!」
そこにはAの足が見える
やっぱり倒れてる
急いでぶっきー呼ばなきゃ……!
美術室を思い切り走ってドアを開ける
涼音「ぶっきー……!Aがっ……!倒れた……!!」
そうすると、ぶっきーは目を見開いてから目を真っ直ぐにして、私が行くトイレに行った。
すると扉はなんとかあいていて、Aが苦しそうな表情で倒れていた。
手に持っているのはAのであろう、スマートフォン。
誰かと電話またはメッセージをしていたのだろうか。
着信と、新しいメッセージの通知が来ていた
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Asahi - いつも読ませて頂いています!逆転優勝おめでとうございます(^^) (2020年9月13日 22時) (レス) id: adbf76b9c4 (このIDを非表示/違反報告)
シュガー - 緑組、逆転優勝おめでとうございます!この小説大好きです!他も頑張ってください! (2020年5月27日 11時) (レス) id: c71c96e89f (このIDを非表示/違反報告)
Ta_mu_pu(プロフ) - ありがとうございます!! (2019年9月22日 13時) (レス) id: c4889ab0e5 (このIDを非表示/違反報告)
しおらん(プロフ) - 凄く面白いです!これからどうなるのか楽しみです。頑張って下さい! (2019年9月20日 23時) (レス) id: 7c779db0ef (このIDを非表示/違反報告)
Ta_mu_pu(プロフ) - ありがとうございます! (2019年9月2日 17時) (レス) id: c4889ab0e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:すず | 作成日時:2019年5月22日 22時