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Side 柊先生







茅野「先生っ!!」







がたんっとドアが開く。




茅野の焦っているのがすぐにつたわり、








俺は眉を潜めた






なにか、あった……?









柊「……どうした?」







宇佐美「鈴木さんが……急に、倒れて……」






鈴木が……?






柊「すぐ行く。」






顔には焦りは見せないが、本当はすごい焦ってる。




あいつは俺をこんなにもみだす





教室へつくとぐったりとした鈴木がいた





熱は測ってみるが、通常の体温





疲労……?




すると胸ポケットから少しでている薬を見つけた





とりあえず、これを飲まないとだめってことか……?






とりあえず、美術室のソファに運ぼう





鈴木を横抱きにして美術室へと向かう






甲斐「っ……俺って結局鈴木のことなんもわかってねぇ……」





甲斐の小さなつぶやきに俺は聞こえない“フリ“をした






美術室のソファにぐったりとしている鈴木を優しくおろす。




そして、優しく肩を叩く






柊「鈴木……おい、鈴木、聞こえるか?」






私「せ……ん、……せ……」





柊「薬、飲めるか?」





そう聞いたが、もう1ミリも動けなさそうだった






っ……








やむを得ない……





俺は薬を口に入れ水も入れる




彼女に口移しをした




柊「っ……」





私「んっ……」




彼女は薄れゆく意識の中、ゴクリ……と音がするのを確認し、ふーっといきをつく。







今だに早くなってる鼓動と





隣のだんだん規則正しくなる息がやけに大きく聞こえてくる。






つい彼女に手を伸ばしそっと頬を撫でる








私「ん……ね…ぇ…様……」





これから知ることになる









知ることとは









彼女の持つ運命は









あまりにも









残酷だったということだ

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Asahi - いつも読ませて頂いています!逆転優勝おめでとうございます(^^) (2020年9月13日 22時) (レス) id: adbf76b9c4 (このIDを非表示/違反報告)
シュガー - 緑組、逆転優勝おめでとうございます!この小説大好きです!他も頑張ってください! (2020年5月27日 11時) (レス) id: c71c96e89f (このIDを非表示/違反報告)
Ta_mu_pu(プロフ) - ありがとうございます!! (2019年9月22日 13時) (レス) id: c4889ab0e5 (このIDを非表示/違反報告)
しおらん(プロフ) - 凄く面白いです!これからどうなるのか楽しみです。頑張って下さい! (2019年9月20日 23時) (レス) id: 7c779db0ef (このIDを非表示/違反報告)
Ta_mu_pu(プロフ) - ありがとうございます! (2019年9月2日 17時) (レス) id: c4889ab0e5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:すず | 作成日時:2019年5月22日 22時

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