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涼音「……でも……?」
私「また、仲良くして欲しいなぁ……なんて笑
そんな、無理だよね……笑
でも私はあの日以来、涼音と友達を辞めたことは1度もないよ。確かにひどいことは、されたよ?でも、きっと心の中では涼音がいたんだと思う……。」
ふと、涼音を見ると、涙を零していた。
私「あ……、ごめん……!」
慌ててハンカチをとりだそうとするが……
あれ……?あ、鞄に入れっぱなしだった……!
私としたことが……!!!
普通ここはハンカチを差し上げる感動のとこなのに……!!
なにやってんだ、私
涼音「ううん、違うの。この涙は嬉しくて…………。」
私「え……?」
涼音「だって、話を聞かないまま、私が勝手に誤解したままで酷いこといっぱい言ってきて…………。本当に許してくれるのかなって……。
あ、今までのことじゃなくて、また仲をもどしていいのかなって……また、傷つけることもあるかもしれないし……。」
私「……その時はきちんと言うよ。誤解だよって。ちゃんとさ、お互いが思ってること言い合おう?むしろ、それが言えるのが友達ってもんでしょう?」
涼音「……そうだね……!ありがとう……!!」
1粒1粒涙が零れてく涼音。
それを見て私も何かが溢れてきた
涼音「なんで、Aも泣いてんの……笑」
私「も、もらい泣きだよっ……!」
涼音「……。」
私「……。」
涼音・私「アハハっ……!!」
甲斐「……良かったな、仲、戻って。」
そう、一人の男はそっと優しい目付きで見守っていた
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Asahi - いつも読ませて頂いています!逆転優勝おめでとうございます(^^) (2020年9月13日 22時) (レス) id: adbf76b9c4 (このIDを非表示/違反報告)
シュガー - 緑組、逆転優勝おめでとうございます!この小説大好きです!他も頑張ってください! (2020年5月27日 11時) (レス) id: c71c96e89f (このIDを非表示/違反報告)
Ta_mu_pu(プロフ) - ありがとうございます!! (2019年9月22日 13時) (レス) id: c4889ab0e5 (このIDを非表示/違反報告)
しおらん(プロフ) - 凄く面白いです!これからどうなるのか楽しみです。頑張って下さい! (2019年9月20日 23時) (レス) id: 7c779db0ef (このIDを非表示/違反報告)
Ta_mu_pu(プロフ) - ありがとうございます! (2019年9月2日 17時) (レス) id: c4889ab0e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:すず | 作成日時:2019年5月22日 22時