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私はまだ少し頭が痛いが、心配させまいと立ち上がった。
そしてにっこりと微笑む
私「……どうしたの?涼音。」
涼音「あの……大丈夫?」
私「え?」
まさか、薬飲んだところ、見られた!?
涼音「さっき、唯月がお腹痛いって言ってたから、様子見に行ってって言われて……お腹、平気……?」
あ、なんだ……そういう事か……。
ホッとしたが、すぐに返事を返した
私「うん、大丈夫。」
心配してきてくれたとはいえ、簡単に許してはいけない……
涼音「あの……さ、」
私「ん?」
涼音「……ごめん。」
え……
涼音「って、謝って済む問題じゃないよね……苦笑」
困ったような、少し泣きそうな顔に、こっかくをあげた。
私「涼音……?」
涼音「でも……でもね……!!!私、あの時全てがわかったの。今まで、Aを沢山沢山数えきれないほど、傷つけたこと……。謝って済む問題じゃないことは十分分かってる……。
一生許さなくていいよ?でもね……これだけは伝えたいの。
本当に…………ごめんね……」
涼音は少し掠れた声で私に頭を下げた
さすがに良心がもたない
私「す、涼音……!顔上げてよ……!」
そう言って、頭を上げさせようとするが……
涼音「いや!!!」
涼音はなお、頭を下げた
涼音「もう、後悔したくない……!もうここで謝らなきゃ、いけない……!じゃないと、本当に本当にAに失礼すぎる!!
……また、Aの優しさに甘えちゃう……
お願い……謝らせて……」
私「!…………。」
涼音……。
私「……確かに涼音が私に言ってきたことは、すっごく傷ついたし、誤解されたままキツすぎた。誤解をとこうとしても、話を聞いてくれなかったのも、悲しかった。涼音が今までしてきたことは私は許すつもり、ない。」
涼音「っ……!うん……分かってる……。」
私「でも……」
作者の独り言
どうか、短歌を聞いてください
寝る前に
この作品が
終わったら
どうしようかと
悩む作者
大変よく出来ました💮💯
ん?センスが無さすぎっ!だって?
気にしない気にしない!です!!
と、今日は何故か呑気な作者でした
短歌は本当です!リクエストあったら、コメント欄よろしくお願いします!!(私が知ってる範囲ですが……ほぼドラマ類は見てます!!)
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Asahi - いつも読ませて頂いています!逆転優勝おめでとうございます(^^) (2020年9月13日 22時) (レス) id: adbf76b9c4 (このIDを非表示/違反報告)
シュガー - 緑組、逆転優勝おめでとうございます!この小説大好きです!他も頑張ってください! (2020年5月27日 11時) (レス) id: c71c96e89f (このIDを非表示/違反報告)
Ta_mu_pu(プロフ) - ありがとうございます!! (2019年9月22日 13時) (レス) id: c4889ab0e5 (このIDを非表示/違反報告)
しおらん(プロフ) - 凄く面白いです!これからどうなるのか楽しみです。頑張って下さい! (2019年9月20日 23時) (レス) id: 7c779db0ef (このIDを非表示/違反報告)
Ta_mu_pu(プロフ) - ありがとうございます! (2019年9月2日 17時) (レス) id: c4889ab0e5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:すず | 作成日時:2019年5月22日 22時