拾七振目 ページ19
長谷部「うわあぁ!？」
貴方「そんなに急くな。何か用か？」
一期「実は、月見酒をしようという話になったのですが…」
三日月「屋根の上で月見酒をしないか？」
一期「いけません！屋根の上でなんて危険です！」
突然の訪問者に驚き呆然としている長谷部をよそに、二人は話し始めた。
三日月「今夜は月見日和。せっかくなら月を近くで見たいだろう？」
一期「酔って屋根から落ちたりでもしたらどうするのですか！」
三日月「一期…少しばかり年寄りを見くびってはいないか？」
一期「三日月殿こそ…いつもは貴方のペースに乗せられてしまいますが、今日は乗せられませんよ！」
うわぁ…三日月と一期の間に火花が！
…なんてな。
貴方「そうだ、主が庭の池を綺麗にしてくれただろう？確かあそこには見事な紅葉も植わっていた筈。
池に月が映って、いい塩梅ではないか？」
一期「確かに！それなら安全ですな」
三日月「成る程。それは良い！
…では、そこで月見酒といこうではないか」
貴方「おぉ、承知した」
すると二人は満足したようで、笑顔で部屋を出ていった。
長谷部「本当に兄弟だったんだな」
やはり俺があいつらの兄だと信じていなかったか。
しかし、まぁ信じてもらえたのなら良しとしよう。
貴方「俺は最初から嘘なんてついていないぞ？」
長谷部「三日月や一期があそこまでなついているとは…。信頼されているんだな」
貴方「はっはっは…そうだと嬉しいなぁ」
のんびりと答えると、長谷部は何か決心したような顔で告げた。
長谷部「……よし…会ってくる。新しい審神者に」
貴方「…よく言った！ついて行こうか？」
長谷部「……いや、いい。これは俺の問題だからな！お前は燭台切の夕飯の支度でも手伝ってやれ」
長谷部はそう言い残すと立ち上がり、早速主の部屋へ向かった。
後は主がなんとかしてくれるだろう。
貴方「さてと…」
料理の腕に大した自信はないが、少しくらいは手伝えるだろうかと思い、台所へ足を向けた。
〜〜〜
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サミ(プロフ) - 新しいさにわ、いい人なんですけど…十六夜くんと刀剣達の絡みが読みたくてきてるので、もうすこし影薄くしてほしいです。 (2016年8月20日 1時) (
レス) id: 6fe0904d32 (このIDを非表示/違反報告)
つるもちぃ(・ω・)ノうさ(プロフ) - 是非、十六夜 君を描かせてください！((もう書いてしまった(( (2016年3月20日 20時) (レス) id: 8ec2ed0298 (このIDを非表示/違反報告)
熊葛(プロフ) - コメントありがとうございます！コメ返は続編でさせていただきますね(^-^) (2016年3月19日 20時) (レス) id: 536b70f51e (このIDを非表示/違反報告)
未来華月(プロフ) - 一兄に、｢頑張って守って！私の周りにも、私の保護対象下（←）にいる人が２,３人います。お互いに頑張りましょう！」というエールを送ります！ (2016年1月17日 15時) (レス) id: bdb1f6db73 (このIDを非表示/違反報告)
熊葛(プロフ) - 檗(ばく)さん» 本当ですか！そう言って頂けると私も嬉しいです^ ^更新頑張りますね！ (2016年1月17日 7時) (レス) id: 536b70f51e (このIDを非表示/違反報告)
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