15.次の日…3 ページ42
『実は…』
元カレからきたLINEの話、会ってからの話。すべて話すと、ぽっぽははぁー、とため息を吐いた。
き「あんだけ言ったでしょ、俺！」
『うん、ごめんね』
き「心配でハゲそうだよ俺！ねぇー、なんかあったらすぐ助けに行くからって言ったじゃん！」
『いやだってスマホもなくて連絡とれなかったから』
き「文明の利器だけはしっかりもっといて今後！！
うわもう〜！ジャンヌの可愛い顔に傷つけるとかまじで最悪だなそいつ！社会復帰できなくしてやろうか！！！」
『wwwありがとwwwでもね、隣人さんが助けてくれて、いまも一緒にいてくれてるの』
ちらり、とだるまさんの方を見ると、何故か腕を組んでうんうん、と頷いている。なんだその顔。
き「え、隣人とそんな仲良いことある？」
『結構仲良しなんだよね。警察と病院ついてきてくれて、家にも泊まらせてくれたの。』
き「へ〜！それは助かったね。…え、女の子だよね？」
『ん？ちがうよ、男の人』
き「え、男が！？そいつは大丈夫なの！？安全なやつなの！？」
『安全なやつだよwww』
き「ただの隣人でしょ？」
ぽっぽがそう言った瞬間「安心せい俺やから！」と、だるまさんがマイクに向かって声を出した。
まさか喋り出すとは思わなくて。「え、いまの声だれ！？」とぽっぽがイヤホンの先でびっくりしているけど、わたしもその倍はびっくりしてだるまさんの方をみた。ミュートボタンを押して、イヤホンを片耳外す。
『ちょっと！喋っていいの！？バレるよだるまさんってこと！』
だ「ええから！俺からいうわ！」
『え！？』
だ「きなこ！俺や！だるま！」
き「…えぇ、だるまさん！？だるまいずごっど！？本物ぉ？！」
だ「本物や！」
き「ちょっと待って、え、隣人てだるまさんなの？」
だ「俺がおるから！お前はなんもしやんでええからなぁ！」
『ちょっとなんでそんな喧嘩腰？』
き「ジャンヌ？その人なりすましとかじゃなくて本物のだるまさん？」
『たぶん本物』
だ「たぶんてなんやねん。本物じゃ！」
『あのねぽっぽ、たまたま隣の部屋に住んでたのがだるまさんで元々仲良くて。だから昨日マンションに戻れたし、警察にも行けたんだよね。全部着いてきてくれた！』
き「へぇー！そんなことあるんだね！」
『うん。隣人同士なのも会ったことあるのも誰にも言わないって本人が言ってたのに、急に暴露し始めたからわたしが一番びっくりしてる』
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宇蘭(プロフ) - HRNさん» HRNさん ありがとうございます♪励みになります！更新頑張りますので、もう少々お待ちください♪ (2023年3月14日 19時) (
レス) id: ed273fce11 (このIDを非表示/違反報告)
HRN - 本当に共感できる内容で素敵な小説でした❣続き楽しみにしてます！ (2023年3月13日 19時) (レス) id: 0ac97815cb (このIDを非表示/違反報告)
宇蘭(プロフ) - ﾏﾖﾈｰｽﾞさん» ﾏﾖﾈｰｽﾞさん！こちらこそありがとうございます！！わたしも書きながらキュンキュンしました。wがんばります！！ (2023年2月11日 2時) (レス) id: ed273fce11 (このIDを非表示/違反報告)
ﾏﾖﾈｰｽﾞ(プロフ) - とても好みの小説でめっちゃキュンキュンしました…！素敵な小説をありがとうございます！これからも楽しみにしてます！！ (2023年2月9日 23時) (レス) @page49 id: 7e7652eaca (このIDを非表示/違反報告)
宇蘭(プロフ) - 金成さん» ご指摘ありがとうございます。すぐに修正しました。 (2023年2月8日 15時) (レス) id: ed273fce11 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：宇蘭 | 作成日時：2023年2月7日 1時
